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バタフライピーの育て方|鉢植え・プランター栽培や支柱の立て方も

2024年5月26日

バタフライピーは春から夏にかけて美しい花を咲かせる一年草です。花びらが蝶のように広がることからこの名前がつきました。

色や形もさまざまで、花壇やプランターなどで楽しむことができます。

しかし、バタフライピーは育て方によっては花付きが悪くなったり、病気になったりすることもあるため注意が必要です。

この記事ではバタフライピーの育て方について、鉢植えやプランター栽培の方法や支柱の立て方などを詳しく解説します。

バタフライピーとは?

バタフライピーとは、マメ科のつる性の多年草のハーブです。原産地は東南アジアやインドで、日本では一年草として扱われています。

バタフライピーの花は澄んだ青色で蝶のような形をしており、その美しさからチョウマメやクリトリアとも呼ばれます。バタフライピーの花には、アントシアニンという天然の青い色素が含まれており、お茶や料理に使うと鮮やかな色に染まります。

また、レモンなどの酸性の液体を加えると、青からピンクに変化する不思議な効果もあります。

バタフライピーは暑さに強く、夏にたくさんの花を咲かせるので、グリーンカーテンにも適しています。バタフライピーの若いさやも食用になります。

発芽日数と発芽温度

バタフライピーの種は固いので、発芽するには高温と表面の傷が必要です。発芽温度は20度以上が適しており、最高気温が18度以上になる5月以降に種まきをするとよいでしょう。

発芽日数は1週間から10日程度と遅めです。発芽したら、茎の先を摘芯するとわき芽が伸びてボリュームのある株になります。

種から育てる場合の種まき時期と方法

バタフライピーは種から育てることもできます。種まきは5月以降が適時です。

もし、バタフライピーを欲しい・育てたいと思った時期が5月よりも後だった場合は、種ではなく苗を購入して植えるか、少し種が古くなってしまいますが、次の年まで種を保管しておいたほうがよいでしょう。

種は固いのでナイフで傷をいれるか、コンクリートなどにこすりつけて表面を軽く傷つけると発芽しやすくなります。移植すると弱ってしまうので、直播きがおすすめです。

日当たりと風通しの良い場所に土に混ぜた緩効性肥料を施した上に、種を1cmほどの深さに埋めて水やりをします。

前述のとおり、1週間から10日ほどして発芽したら、茎の先を摘芯すると良いでしょう。

バタフライピー栽培に適した環境づくり

バタフライピーは、日当たりと風通しの良い場所で育てるようにします。寒さに弱いので、最高気温が15度以上になる5月以降に植え付けます。

鉢植えと地植えのどちらでも育てられますが、地植えのほうが大きく育てられるのでおすすめです。

用土づくり

バタフライピーは、水はけと水持ちが良い土が好みです。鉢植えの場合は、花や野菜用の培養土を使用するか、赤玉土6:腐葉土4の割合の土に化成肥料を少量混ぜて使用します。

地植えの場合は、苦土石灰を入れて酸度調整をした後、腐葉土か堆肥を2~3割混ぜます。

水やり

バタフライピーは暑さに強いため、夏場は水切れを起こしやすいです。

地植えの場合は、基本的に水やりをする必要はありませんが、しおれてきたらたっぷりと水やりしても良いでしょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりします。

夏は生長が旺盛なので、朝と夕方の1日2回の水やりが必要になります。

肥料

バタフライピーはマメ科の植物なので、空気中の窒素を取り込んで栄養素として土中に貯めておけるため、追肥は基本的に必要ありません。

地植えの場合は元肥のみで十分育ちます。鉢植えの場合は、生長が悪い時は様子を見て少量の追肥を行います。

地植えの時期と方法

バタフライピーは地植えで育てると大きくなり、たくさんの花を咲かせます。地植えに適した時期は、5月~6月です 。

この時期は、最高気温が15度以上になり発芽や生育に適した温度になります 。また、梅雨に入る前に根付かせることができます 。

地植えの方法は、以下のとおりです。

  1. 日当たりと風通しの良い場所を選ぶ。
  2. 土を耕す。(根が深く張るので、30cmの深さまで耕します)
  3. 苦土石灰を入れて酸度調整をする。(バタフライピーは弱アルカリ性の土を好みます)
  4. 腐葉土か堆肥を2~3割混ぜる。
  5. 根鉢を崩さずそのまま植え付ける。
  6. 発芽するまで乾燥しないように水やりを続ける。
  7. 誘引する。

誘引については次の項で詳しくお伝えします。

バタフライピー栽培に必要な支柱の立て方

バタフライピーはつる性の植物なので、自立ができません。そのため支柱を立てて誘引する必要があります。

支柱の立て方は、以下のとおりです。

支柱の種類を選ぶ 竹や木製の棒が適しています 。グリーンカーテンにする場合は、ネットやワイヤーが適しています 。
支柱の位置を決める 植え付けた株の真上に支柱を立てます 。グリーンカーテンにする場合は、植え付けた株の後ろに支柱を立てます 。
支柱を固定する 支柱を土中に30cmほど差し込みます 。グリーンカーテンにする場合は、支柱を壁や窓枠などにしっかりと固定します 。
つるを誘引する 伸びたつるを支柱に巻き付けます 。グリーンカーテンにする場合は、伸びたつるをネットやワイヤーに絡ませます。

バタフライピーでハーブのグリーンカーテンも作れる

バタフライピーは暑さや直射日光に強いつる性の植物なので、ハーブのグリーンカーテンとしても楽しむことができます。

グリーンカーテンとは、窓やベランダなどに植物を這わせて日よけや目隠し、涼感や緑化効果を得ることです。

バタフライピーでグリーンカーテンを作る方法は、以下のとおりです。

適した場所を選ぶ 日当たりと風通しの良い場所が適しています 。窓やベランダの外側に鉢植えを置くか、地植えをします 。
支柱を用意する ネットやワイヤーなどの支柱を用意します。植え付けた株の後ろに支柱を立てて、壁や窓枠などにしっかりと固定します 。
つるを誘引する 伸びたつるをネットやワイヤーに絡ませていきます 。つるが長くなりすぎたら適宜切り戻します 。
水と肥料を与える 土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします 。生長が悪い時は少量の液体肥料を与えます 。

バタフライピーでグリーンカーテンを作ると、以下のメリットがあります。

  • 青い蝶々のような花が咲き視覚的に楽しめる
  • 夏の日差しを遮ることができる
  • 花はハーブティー・ドライフラワーや染料として使える
  • 葉は食用としても利用できる

バタフライピーは暑さや直射日光に強く、夏場でも元気に育つのでグリーンカーテンに最適な植物です。

鉢植え・プランターで育てる方法

バタフライピーは、畑への地植えだけでなく鉢植えやプランターでも育てることができます。

鉢植えやプランターで育てる方法は、以下のとおりです。

鉢やプランターを選ぶ 直径30cm以上の大きさの鉢やプランターが適しています 。小さい鉢やプランターだと、水切れや根詰まりを起こしやすく、大きく育ちません 。
適した土を用意する 水はけと水持ちが良い土が好みです 。花や野菜用の培養土を使用するか、赤玉土6と腐葉土4に化成肥料を少量混ぜて使用します 。
種まきまたは苗植えをする 種まきの場合は表面に傷を付けて一晩水に浸けた種を1cmほど土に埋めます 。苗植えの場合は、根鉢を崩さずそのまま植え付けます。
水やり 発芽するまで乾燥しないように水やりをし、発芽後は土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。
誘引する つる性の植物なので、自立ができません。竹や木製の棒などの支柱を立てて伸びたつるを巻き付けます 。

鉢植えやプランターで育てる場合は、以下の点に注意しましょう。

  • 地植えよりも乾燥しやすいので、夏場は1日2回水やりをする。
  • 地植えよりも栄養が不足しやすいので、生長が悪い時は少量の液体肥料を与える。
  • 地植えよりも寒さに弱いので、冬場は室内に取り込むか防寒対策をする。

植え替え時期と方法

バタフライピーは、移植を嫌う性質があるので、植え替えはしない方が良いでしょう。一度植え付けたら、そのまま育ててください。

ただし、鉢植えやプランターで育てる場合は、根詰まりを防ぐために必要に応じて植え替えを行います。

適期は、気温が上がり始めて生育が活発になる前の春です。鉢やプランターで育てる方法と同様の方法で良いですが、植え替え時の注意点を以下にまとめます。

  • 新しい鉢やプランターは、古いものよりも一回り大きいものを選ぶ
  • 新しい土を用意する。
  • 根鉢を崩さず、優しく苗を取り出す。
  • 植え替え後は、たっぷりと水やりします。
  • 植え替え後は、根付くまで日陰に置く。
  • 生長が落ち着くまでは肥料を与えない。

植え替え後も支柱を立てて誘引させましょう。

バタフライピーの花が咲く時期と香り・花言葉

バタフライピーは、6月~9月にかけて青い蝶々のような花を咲かせます。

花は一日でしぼみますが、次々と新しい花が咲くので長い期間楽しむことができます。

バタフライピーの花は、ほのかな甘い香りがします。花はハーブティーとして飲めるだけでなく、ドライフラワーや染料としても利用できます。

花にはアントシアニンが豊富に含まれており、美容や健康効果が期待できます。

バタフライピーの花言葉は「小さな恋」です 。色別の花言葉は設定されていませんが、青色は清楚さや高貴さ、白色は純真さや清潔さ、ピンク色は可愛らしさや愛らしさを表すことができるでしょう。

バタフライピーの花が咲かない原因と対策

バタフライピーは暑さに強く、夏の間中たくさんの青い花を咲かせてくれるハーブですが、花が咲かないときもあります。

花が咲かない原因として考えられるのは、以下のようなものです。

日当たりが悪い バタフライピーは日当たりと風通しの良い場所で育てる必要があります。日陰や蒸れた場所では、つるは伸びますが花芽がつきにくくなります。
水やりが不足している バタフライピーは水切れに弱く、土が乾いてしまうと花芽が落ちてしまいます。特に鉢植えの場合は、鉢の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
摘芯をしていない バタフライピーは摘芯をすることで茎の数を増やし、花付きを良くすることができます。つるが20cm前後になったら茎の先を摘んでください。
害虫にやられている バタフライピーはアブラムシにやられることがあります。アブラムシは新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。見つけ次第すぐに駆除しましょう。

剪定(切り戻し・摘心)する方法と目的・時期

バタフライピーはつる性の植物で、伸びた枝を途中で切って形を整えることを切り戻しといいます。切り戻しは、以下のような目的で行います。

花付きを良くする 切り戻しをすることで枝が分岐して花芽が増えます。また、花が終わったら枯れた花や茎を切り取ることで、次の花の咲きやすさを高めます。
株にボリュームを出す 切り戻しをすることで、株がふさふさとした見栄えになります。また、グリーンカーテンなどに利用する場合は、枝の長さや方向を調整できます。
冬越しの準備をする バタフライピーは寒さに弱いので、冬季は室内に取り込んで越冬させます。その際に枝を短く切り戻しておくことで、鉢の移動や管理が楽になります。

バタフライピーの切り戻しの方法は以下のとおりです。

枝先を摘む つるが20cm前後になったら茎の先端を摘みます。これは摘心(ピンチ)とも呼ばれます。摘心することで、茎の下から分岐が出て株が広がってきます。
枝を途中で切る 摘心した後もつるが伸び続ける場合は、伸ばしたい芽の上で斜めに切ります。切る位置は芽の上端の少し上です。切った部分から新芽が出てきます。
枯れた部分を取る 花が終わったら、枯れた花や茎をハサミで切り取ります。これは摘花(デッドヘッド)とも呼ばれます。摘花することで種子形成にエネルギーを使わずに済みます。

バタフライピーの切り戻しの時期は以下のとおりです。

  • 春(3月下旬~4月上旬):新芽が早く伸びるので切り戻し後の成長の勢いが早いです。
  • 初夏(5月中旬~6月):新芽が充実しているので切り戻し後、強度が揃った枝が伸びます。
  • 秋(9月中旬~10月中旬):休眠前のため、とくに伸びすぎた枝を切り戻しする仕上げです。

夏越しの注意点

バタフライピーは暑さに強い植物で、夏の間はぐんぐんとつるを伸ばして花を咲かせます。

そのため、特別な夏越しの必要はありませんが、以下の点に注意して管理しましょう。

水やり 鉢植えの場合は水切れに注意してください。 鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをします。 庭植えの場合は根付いてからは水やりの必要はありませんが、乾燥が続く場合は適宜水やりをします。
肥料 鉢植えの場合は、植え付け時に緩効性肥料を施しておきます。 追肥は株の様子や開花の状況を見ながら、植え付け後1か月以上経過してから施します。 庭植えの場合は、すでに草花が問題なく咲いているなら特に肥料の必要はありません。
病害虫 害虫はアブラムシにやられることがあります。 新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。 春から秋に発生するので見つけ次第すぐに駆除しましょう。
誘引・切り戻し バタフライピーはつる性植物なので、伸びたつるを定期的に誘引して形を整えます。 行燈仕立てにするか、フェンスやトレリスなどに這わせることもできます。 また、つるが20cm前後になったら、茎の先端を摘心すると、わき芽が伸びて株にボリュームが出ます

耐寒性と冬越しの方法

バタフライピーは原産地が東南アジアであるため、寒さには弱い植物です。

日本の気温では越冬させることが難しいため一年草として扱われますが、暖かい地域では多年草として越冬させることもできます。

条件さえ整えば日本でも冬越しは可能ですので、以下の方法で冬越しを試みても良いでしょう。

庭植えの場合 庭植えのバタフライピーは株元に厚めにマルチをして保温します。 また、つるを切り戻してから枯れた葉や枝を覆うようにしておきます。 これらは春になってから取り除きます。
鉢植えの場合 鉢植えのバタフライピーは室内に取り込んで管理します。 ただし、暖房器具や直射日光を避けて、涼しくて明るい場所に置きましょう。 水やりは乾燥したら少量ずつ行います。 肥料は与えません。

室内での育て方

室内でバタフライピーを育てる場合のポイントは以下のとおりです。

日当たりが良い場所に置く 南向きや西向きの窓辺など、直射日光が当たる場所に置きましょう。ただし、夏場は日差しが強すぎると葉焼けすることがあるので、カーテンなどで遮光してください。
水やりは土が乾いたら行う 土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。ただし、水やり過ぎも根腐れの原因になるので、鉢底から水が出たら余分な水は捨ててください。
肥料は定期的に与える 植え付け時に緩効性肥料を施しておき、開花期には液体肥料を定期的に与えます。液体肥料は2週間に1回程度、水やりと一緒に与えると良いでしょう。
摘芯をして花付きを良くする つるが20cm前後になったら茎の先を摘んでください。また、花が終わったら枯れた花や茎を切り取ります。
冬季は保温対策をする 冬場は暖房器具やストーブなどの熱源から離して置きます。また、日照時間が短くなるので人工光源を使って補光すると良いでしょう。

以上のようなポイントを押さえて、室内でバタフライピーを育ててみましょう。

バタフライピーは挿し木で増やせる?

バタフライピーは種で増やすことはできますが、挿し木で増やすことはできません。

種まきで増やすのはそれほど難しくないので、バタフライピーを増やす場合は種まきをするようにしましょう。

収穫時期と方法

バタフライピーは花と若いさやを収穫して、花はハーブティーとして、さやは食用として利用できます。

花の収穫時期は6月から9月までの長い期間です。 ひとつひとつの花は一日花なので、その日に咲いている花を摘み取ります。

花が咲き終わって萎んでいるものでも利用できますし、フレッシュで使いきれない場合は、天日干しで乾燥させて保存できます。

さやの収穫時期は7月から9月頃です。花が終わった後に緑色のさやができますが、茶色くなる前に若いうちに摘み取ります。さやは生でも茹でても食べられますが、生の場合は種を除いてください。 さやは栄養価が高く、ビタミンCやカルシウムなどが豊富です。

なお、バタフライピーは飲んではいけないと言われることがあり、その理由についてはこちらのページでご紹介しています。

バタフライピーの育て方に関するQ&A

ここでは、バタフライピーの育て方に関するQ&A(質問&回答)を紹介します。

  • 苗はホームセンターに売ってる?
  • バタフライピーのコンパニオンプランツは?
  • 沖縄で育てるのに適してる?

上記の問いについて詳しく回答していますので、参考にしてみてくださいね。

苗はホームセンターに売ってる?

バタフライピーの苗はホームセンターで見つけるのは少々難しいです。

なぜなら、バタフライピーは移植を嫌う性質があるため、種から育てることが多く苗の流通量が少ないからです。

バタフライピーの苗を探す場合は、ゴールデンウィーク頃からハーブやグリーンカーテン用の素材コーナーに置かれていることがあります。もしホームセンターで見つからない場合は、インターネットで通販を利用するという方法もあります。

ただし、在庫切れや送料が高い場合もあるので、注意してください。

バタフライピーのコンパニオンプランツは?

コンパニオンプランツとは異なる種類の野菜やハーブを混植することで、お互いに良い影響を与える組み合わせのことです。

コンパニオンプランツによる効果には、次のようなものがあります。

  • 害虫を防除する
  • 病気を予防する
  • 生長を促進する
  • 必要とする養分を供給する
  • 空間を有効活用できる

バタフライピーにおすすめのコンパニオンプランツは、次のようなものがあります。

コンパニオンプランツ 代表例 効果
キク科の野菜やハーブ シュンギク、レタス、カレンデュラ、マリーゴールドなど 独特の香りでバタフライピーにつく害虫(アブラムシ、カメムシ、アザミウマなど)を忌避する
マリーゴールドやカレンデュラは花粉や蜜で受粉媒介者(ハチやチョウなど)を呼び寄せる
セリ科の野菜やハーブ ニンジン、セロリ、パセリ、コリアンダーなど 独特の香りでバタフライピーにつく害虫(アブラムシ、カメムシ、アザミウマなど)を忌避する
コリアンダーは花粉や蜜で受粉媒介者(ハチやチョウなど)を呼び寄せる
ネギ科の野菜やハーブ ニラ、エシャロット、ローズマリーなど 根に共生する拮抗菌が分泌する抗生物質が土壌中の病原菌を減らす
強い香りでバタフライピーにつく害虫(アブラムシ、カメムシ、アザミウマなど)を忌避する
マメ科の野菜やハーブ エダマメ、インゲン、クローバーなど 根に付く根粒菌が空気中の窒素を固定して土壌を肥沃にする
根に付く菌根菌がリン酸分などの養分を吸収しやすくする

これらのコンパニオンプランツは、バタフライピーの近くに植えるか、間に挟んで植えることで効果が期待できます。

ただし、バタフライピーは移植を嫌うので、種まきやポット苗の段階で混植するのがおすすめです。

また、コンパニオンプランツ同士の相性も考慮する必要があります。例えば、キク科とセリ科は互いに生育を抑制するので、同じ場所に植えない方がよいでしょう。

沖縄で育てるのに適してる?

バタフライピーは熱帯・亜熱帯の気候に適応した植物なので、沖縄の温暖な気候と豊富な日照が栽培に適しています。

沖縄の海を連想させる鮮やかな青色が特徴で、観光客向けの加工食品や化粧品としてもニーズが高まっています。

まとめ:バタフライピーの育て方のポイント

この記事では、バタフライピーの育て方について、鉢植えやプランター栽培の方法や支柱の立て方などを紹介しました。

日当たりと水やりがポイントで、適度な切り戻しや摘心も必要です。また、病気や害虫に注意して、早めに対処することも大切です。

花色や形が豊富で、組み合わせ次第でさまざまな表情を見せてくれます。温暖地では地植えでも育てられますが、それ以外の地域では室内で育ててみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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