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キャットミント(ネペタ)の育て方|花が咲かない・増えすぎを防ぐ対処法も

猫が大好きな香りのするキャットミント(ネペタ)は、多年草で育てやすい草花です。

春と秋に長期間咲く青紫やピンクの花は、爽やかでナチュラルな雰囲気を演出してくれます。

ですが、たまに花が咲かない、株が枯れる、増えすぎるなどの問題が発生することがありますが、その原因や対処法を知っていれば簡単に対応は可能です。

この記事では、キャットミントの育て方と、花が咲かない・増えすぎるときの対処法をご紹介します。キャットミントを育てる際の参考にしてみてくださいね。

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キャットミント栽培に適した環境づくり

種まきを終えたらキャットミント栽培に適した環境づくりを始めていきます。

キャットミントは、日当たりと水はけの良い場所を好みます。日陰では、花付きが悪くなったり、茎が伸びすぎたりすることがあります。水はけの悪い場所では、根腐れや病気の原因になることがあります。

環境づくりのポイントを以下にまとめておきます。

用土づくり

用土は、赤玉土やバーミキュライトなどの軽くて水はけの良いものを選びます。また、堆肥や骨粉などの有機質肥料を混ぜておくと、根の発達や花付きが良くなります。

水やり

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。乾燥に強い植物ですが、水切れすると枯れたり、虫食いされたりすることがあります。

一方で、水やりしすぎると根腐れしたり、病気になったりすることもあります。水やりの目安は、土の指2~3cmくらいまで乾いているかどうかを確認することです。

肥料

肥料は、春から秋にかけて月に1~2回程度与えます。液体肥料や粒状肥料などが使えますが、窒素分が多すぎると茎葉ばかりが成長して花付きが悪くなることがあります。

そのため、リン酸分やカリウム分が多めの肥料を選ぶと良いでしょう。

種まき時期と方法

キャットミントの発芽温度は15~25℃が適していて、春から秋にかけて種まきできる多年草です。

赤玉土やバーミキュライトなどの水はけの良い用土を浅鉢やポットなどに蒔くと良いでしょう。

種まきの手順は次のとおりです。

  1. 用土に種をまいて、軽く押さえる。
  2. 水やりをする。
  3. 乾燥しない程度に保湿する。
  4. 約2週間ほどすると発芽してきます。

発芽後、日当たりの良い場所に移動します。本葉が2~3枚になったら、元気の良い苗を選んで間引きしていきます。

地植えの時期と方法

キャットミントは春から秋にかけて地植えできます。地植えするときは、以下の手順で行います。

  1. 植え付ける場所を選ぶ
  2. 土を耕す
  3. 穴を掘る
  4. 苗を植え付ける
  5. 水やり

それぞれのポイントを以下に記載します。

1.植え付ける場所を選ぶ
植え付ける場所は、日当たりと水はけの良い場所が適しています。また、キャットミントは繁殖力が強いので、他の植物との間隔を十分にとっておきましょう。

2.土を耕す
土が固まっている場合は、鍬やスコップなどでほぐしておきます。また、赤玉土やバーミキュライトなどの軽くて水はけの良い土を混ぜておくと良いでしょう。

さらに、堆肥や骨粉などの有機質肥料を加えておくと、根の発達や花付きが良くなります。

3.穴を掘る
鉢植えのキャットミントを地植えする場合は、鉢の大きさよりも一回り大きい穴を掘ります。種まきした苗を地植えする場合は、苗の根の長さよりも深い穴を掘ります。

4.苗を植え付ける
鉢植えのキャットミントを地植えする場合は、鉢から取り出して根をほぐします。種まきした苗を地植えする場合は、鉢から取り出して根を傷めないように注意します。

穴に苗を入れて土で埋め、土が空気に触れないように軽く押さえて固めます。

5.水やり
植え付けた後は、たっぷりと水やりします。その後の水やりは、土が乾いたら行います。乾燥に強い植物ですが、水切れすると枯れたり虫食いされたりすることがあります。

鉢植え・プランターで育てる方法

キャットミントは鉢植えやプランターで育てることもできます。鉢植えやプランターで育てる場合は、以下の点に注意しましょう。

鉢・プランターのサイズ サイズは株の大きさに合わせて選びます。小さすぎると根詰まりしたり、水切れしたりすることがあります。大きすぎると水はけが悪くなったり、根腐れしたりすることがあります。
鉢底には排水孔があるものを選ぶ 排水孔がない場合は、自分で穴を開けるか鉢底に砂利や陶器片などを敷いて水はけを良くします。
用土 赤玉土やバーミキュライトなどの軽くて水はけの良いものを選びます。また、堆肥や骨粉などの有機質肥料を混ぜておくと、根の発達や花付きが良くなります。
水やり 土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。水やりの目安は、土の指2~3cmくらいまで乾いているかどうかを確認することです。
肥料 春から秋にかけて月に1~2回程度与えます。液体肥料や粒状肥料などが使えますが、窒素分が多すぎると茎葉ばかりが成長して花付きが悪くなることがあります。そのため、リン酸分やカリウム分が多めの肥料を選ぶと良いでしょう。
置き場所 日当たりの良い場所に置きます。日陰では、花付きが悪くなったり、茎が伸びすぎたりすることがあります。また、風通しの良い場所に置くと病気や虫害を防ぐことができます。
定期的な植え替え 鉢やプランター栽培は、根詰まりしたり栄養不足になったりしやすいので、定期的な植え替えをすると良いでしょう。

植え替え時期と方法

キャットミントは、鉢植えやプランターで育てる場合は、2~3年に一度程度植え替えることが必要です。

植え替える時期は春か秋が適しています。夏は暑さに弱く冬は寒さに弱いので、この時期の植え替えは避けましょう。

基本的には上記の「鉢植え・プランターで育てる方法」と大きく変わりませんが、植え替え時に気を付けたいポイントを以下のとおりです。

  • 古い鉢やプランターの一回り大きいものを選ぶ。
  • 新しい用土を使う。
  • 根詰まりしている場合は根を切って整理する。

キャットミントの花が咲く時期と香り・花言葉

キャットミントの花の色は、白や紫やピンクなどがあり春から秋にかけて咲きます。花は小さくて目立ちませんが密集して穂状に咲きます。

花はハーブのような香りがあり、香りは人間には心地よいですが、猫には強烈な刺激になります。

キャットミントの名前の由来は、猫がこの植物に夢中になることから来ています。

キャットミントの花言葉は、「愛情」「幸福」「友情」「誠実」などがあります。また、キャットミントは魔除けや厄除けの効果もあると言われています。キャットミントを飾ると、家庭や仕事や恋愛などの運気を上げることができるかもしれません。

キャットミントの花が咲かない原因と対策

キャットミントの花が咲かない場合は、以下の原因が考えられます。

  • 日当たりが悪い
  • 水やりが不足している
  • 肥料が不足している
  • 肥料が過剰に与えられている
  • 剪定や切り戻しがされていない

肥料が不足している場合は、春から秋にかけて月に1~2回程度肥料を与えます。液体肥料や粒状肥料などが使えますが、リン酸分やカリウム分が多めの肥料を選ぶと良いでしょう。逆に、過剰に与えられている場合は肥料を控えます。窒素分が多すぎると茎葉ばかりが成長して花付きが悪くなることがあります。

剪定や切り戻しがされていない場合は、翌年以降に花が咲くように適宜行うようにしましょう。(具体的な時期や方法は剪定の項を参照してください)

剪定・切り戻しする方法と目的・時期

キャットミントを剪定・切り戻しすることは、以下の目的があります。

  • 茎や葉の枯れや病気を取り除く
  • 枝分かれや花芽の形成を促す
  • 植物の形や大きさを整える
  • 繁殖力を抑える

剪定・切り戻しする方法は、以下のとおりです。

剪定 花後に枯れた茎や葉を切り落とします。病気や虫害にかかった茎や葉も切り落とします。切るときは、健康な部分よりも少し下から切るようにしましょう。
切り戻し 春か秋に茎を半分くらいまで切り戻します。切るときは節の上から切ります。(節は茎にある膨らみで、新しい芽が出る場所です。)

ヒソップ栽培で気をつけたい病害虫

キャットミントは、比較的病気や虫害に強い植物ですが、完全に免疫があるわけではありません。以下の病害虫に注意しましょう。

病害虫 症状 対策
根腐れ 茎や葉がしおれたり黄色くなったり枯れる。 水やりを控えること。水はけの良い場所に移動すること。根腐れした部分を切り取って健康な部分を残す。
カイガラムシ 茎や葉に茶色や黒色のカスが付きハチやアリが集まる。茎や葉がしおれたり黄色くなったり枯れる。 カスをふき取るか、はさみで切り落とす。残ったカイガラムシは、アルコールや洗剤を含んだ水で拭き取るか、殺虫剤を散布する。
アブラムシ 茎や葉に緑色や黒色の小さな虫が付く。茎や葉がしおれたり、ねじれたり、変形するほか、花が咲かなかったり、小さくなったりする。 アブラムシを手で取るか、水で洗い流す。残ったアブラムシは、アルコールや洗剤を含んだ水で拭き取るか、殺虫剤を散布する。

夏越しの注意点

キャットミントは暑さや湿気に弱く、株が蒸れて枯れたり灰色かび病にかかったりすることがあるので、夏越しには注意が必要です。

注意点 補足事項
切り戻し 梅雨に入る前に株を半分程度に切り戻す。これは花が咲き終わった時期と重なるので、一石二鳥です。切り戻すことで株の通気性が良くなり、蒸れを防ぎます。また、秋に返り咲きする可能性も高まります。
水やり 土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えますが、頻度は控えめにします。水やりの際は株周りに回しかけるようにし、葉や茎に水がかからないように注意します。水滴が残ると日光で焼けたり、灰色かび病の原因になったりします。
置き場所 日当たりが良い方が花付きもよくなります。また、風通しの良い場所に置くことで株の乾燥を促進し、蒸れや病害虫の発生を抑えます。
肥料 肥料が多すぎると株が弱くなったり、病害虫にやられやすくなったりします。春と秋に草花やハーブ用の肥料を規定より少なめに与える程度で十分です。

耐寒性と冬越しの方法

キャットミントは冬の寒さに強く、耐寒性は-15℃程度まであります。しかし、凍害や乾燥によって枯れたり、病気になったりすることもあるため、冬越しする場合は以下の点に注意しましょう。

  • 地植えの場合は、株元に落ち葉や枯草などを敷いて保温(マルチング)する。
  • 鉢植えで屋外に置く場合は鉢底にスタイロフォームなどを敷いて断熱する。
  • 鉢全体をビニールや布などで覆って保温する方法も可
  • 水やりは土が乾いたら少量だけ与える程度に控える
  • 肥料は与えない

地域によっては冬場は-15℃を下回ることもあるので、その場合は屋内に移動して冬越しをしましょう。

キャットミント栽培で気をつけたい病害虫

キャットミントは丈夫な草花で、病害虫にやられることはあまりありませんが、注意すべき病害虫としては灰色かび病が挙げられます。

灰色かび病は、高温多湿の環境で発生しやすく、花や葉に褐色の斑点ができて灰色のカビが広がってしまう病気で、予防するには、以下のような対策が有効です。

  • 日当たりと風通しの良い場所で栽培する
  • 水やりは株元に与えて、茎葉を濡らさないようにする
  • 適度に剪定して株をすき間をあける
  • 病気の部分を早めに取り除く

もしも灰色かび病が発生した場合は、市販の殺菌剤を使用して治療することもできます。

キャットミントが増えすぎ!繁殖力には要注意

キャットミントは繁殖力が非常に強い植物で、種子や根茎や挿し木などで増えます。

増えすぎると、他の植物の生育を妨げたり、庭や畑を占領したりすることがあるので、以下の対策を取って増えすぎるのを防ぐと良いでしょう。

花が終わったらすぐに刈り取る 花が終わった後にできる蒴果(さくか)から種子が飛び散るのを防ぐことができる。
根茎が地表から出てきたら切り取る 根茎から新しい芽が出て増えるのを防ぐことができる。
鉢植えやプランターで育てる 地植えよりも増える範囲を制限することができる。
猫に食べさせる キャットミントの成長を抑えることができる。

猫に食べさせすぎると、下痢や嘔吐などの副作用が出るほか、猫がキャットミントに夢中になると、他の植物や家具などを傷つけたりすることもあります。猫に食べさせる場合は、適度に管理しましょう。

キャットミントの増やし方

キャットミントは勝手に増えすぎるほど増えていくほど繁殖力が強いですが、たくさん増やしたい場合は種まき以外にも次の2つの方法で増やすことができます。

  • 挿し芽で増やす方法
  • 株分けで増やす方法

それぞれの具体的な方法を次にご紹介します。

挿し芽・挿し木で増やす方法と時期

キャットミントを挿し芽で増やす適期は、5〜6月か9月下旬〜10月です。

挿し芽の方法は以下のとおりです。

  1. 親株から新芽が出た枝の付け根から1㎝程度上を切り取る。
  2. 切り取った新芽を10〜15㎝程度に切る。
  3. 切り取った枝の下の方の葉を半分ほど取り除く。
  4. 発根促進剤を切り口に塗る。
  5. 水はけのよい用土を入れたポットに切り口を2〜3㎝程度差し込む。
  6. 挿し芽したポットを日陰に置き、土が乾かないように水やりをします。
  7. 霧吹きで葉にも水分を与える。
  8. 2〜3週間後に軽く引っ張ってみる(抵抗があれば根が出ています)
  9. 発根していれば、半日陰の場所に移動させる。
  10. さらに1ヶ月ほどで根が広がるので、大きめのポットや花壇に植え替える。

以上がキャットミントの挿し芽の方法です。挿し芽したキャットミントは、翌年から花を咲かせることができますよ 。

なお、この方法は挿し木と呼ばれることもありますが、正確には挿し芽です。どちらも同じ方法なので特に気にする必要はありませんが念のため記載しておきます。

株分けで増やす方法と時期

キャットミントは、株が大きくなったら株分けで増やすことができます。株分けは、植え付けや植え替えと同じく、春と秋の気温が適度な時期に行うのがおすすめです。

株分けの方法は以下のとおりです。

  1. 株分けするキャットミントを掘り上げる。
  2. 根鉢を崩して古い根や土を取り除く。
  3. 根鉢が固くて崩れにくい場合は、水で洗う。
  4. 葉や茎が健全で、芽がついている部分(少なくとも3個の芽が残るように)を選びナイフやハサミなどで株を分ける。
  5. 分けた株を元の場所や新しい場所に植え付ける。
  6. 株分けしたキャットミントは日陰に1〜2週間ほど置いてから、日当たりのよい場所に移動させる。

以上がキャットミントの株分けの方法です

収穫時期と方法

キャットミントは、葉や茎や花を収穫して利用することができます。

それぞれの収穫時期と方法は、以下のとおりです。

収穫物 収穫時期 収穫方法
葉・茎 春から秋 新芽が出た後から花が咲く前までが最適です。この時期は葉・茎が柔らかくて香りが強い時期です。葉・茎を摘み取るか、はさみで切り取ります。
春から秋 花が咲いたらすぐに収穫します。花がしおれたり、色が変わったりすると香りが弱くなります。花を摘み取るか、はさみで切り取ります。

収穫したキャットミントは、そのまま使うか、乾燥させて保存することができます。乾燥させる場合は、以下の方法を参考にしてください。

  • 葉や茎や花を束ねて、日陰の風通しの良い場所に吊るす。
  • 直射日光を避けることで、色や香りを保つことができる。
  • 乾燥したら、葉や茎や花をほぐして、密閉容器に入れて保存する。
  • 冷暗所に保管することで、長期間保存することができます。

また、キャットミントの種は、花が終わった後にできる蒴果(さくか)から取り出します。蒴果は熟すと割れて種が飛び散るので、割れる前に収穫しておきましょう。

キャットミントの育て方に関するQ&A

ここでは、キャットミントの育て方に関するQ&A(質問&回答)を紹介します。

  • 倒れる原因と対策は?
  • 日陰でも育つ?
  • キャットミントライムライトの育て方に違いはある?
  • 一緒に育てるのに相性の良い植物は?

上記の問いについて詳しく回答していますので、参考にしてみてくださいね。

倒れる原因と対策は?

キャットミントが倒れる場合は、以下の原因が考えられます。

  • 風や雨などの自然現象によるもの
  • 茎が伸びすぎて重くなったり、弱くなったりしたもの
  • 病気や虫害によるもの

これらの原因に対する対策は、以下のとおりです。

倒れる原因 予防と対策
風や雨などの自然現象によるもの 予防することが難しいので、倒れたらすぐに起こして土で支えるしかありません。また、風通しの良い場所に置くことで、風や雨の影響を軽減することができます。
茎が伸びすぎて重くなったり、弱くなったりしたもの 剪定や切り戻しをすることで防ぐことができます。剪定や切り戻しをすることで、茎の長さや重さを調整することができます。また、茎を支柱やネットなどで支えることも効果的です。
病気や虫害によるもの 早期発見・早期治療が重要です。病気や虫害にかかった茎や葉は、すぐに切り落として処分します。残った部分は薬剤などで治療します。また、水やりや肥料などの管理を適切に行うことで、病気や虫害に強い植物に育てることができます。

日陰でも育つ?

キャットミントは日陰でも育つことは可能ですが、おすすめしません。日陰では、以下のようなデメリットがあります。

  • 花付きが悪くなる
  • 茎が伸びすぎて倒れやすくなる
  • 病気や虫害にかかりやすくなる

どうしても日陰でしか育てられない場合は鉢やプランターで育てて移動できるようにすると良いでしょう。

キャットミントライムライトの育て方に違いはある?

キャットミントライムライトは、キャットミントの一種です。キャットミントとの違いは、以下の点です。

  • 花の色がライムグリーンである
  • 花が咲く時期が夏から秋である
  • 耐寒性がやや弱いである

キャットミントライムライトの育て方は、基本的にはキャットミントと同じです。ただし、耐寒性がやや弱いので、冬越しには注意が必要です。

一緒に育てるのに相性の良い植物は?

キャットミント栽培と相性の良い植物は、以下のような特徴を持つものです。

  • 日当たりと水はけの良い場所を好むもの
  • 花色や花形がキャットミントと調和するもの
  • 香りがキャットミントと相性するもの
  • 猫に食べられないもの

具体的な例としては、以下のような植物があります。

ラベンダー 紫色の花とハーブの香りがキャットミントと相性します。日当たりと水はけの良い場所を好みます。猫に食べられない植物です。
ローズマリー 青色の花とハーブの香りがキャットミントと相性します。日当たりと水はけの良い場所を好みます。猫に食べられない植物です。
マリーゴールド 黄色やオレンジ色の花がキャットミントとコントラストを作ります。日当たりと水はけの良い場所を好みます。猫に食べられない植物です。
サルビア 赤や青や白などの色々な色の花がキャットミントと調和します。日当たりと水はけの良い場所を好みます。猫に食べられない植物です。

まとめ:キャットミントの育て方のポイント

キャットミントは日当たりと風通しの良い場所で育てることがポイントです。

水やりは土が乾いたら行い、肥料は少なめに与え、梅雨や夏には株を切り戻して蒸れを防ぎます。

基本的には育てやすく問題は発生しにくいハーブの一つですが、花が咲かないときは、剪定や植え替えをして株を若返らせます。増えすぎる可能性があるので、事前に対策をしておくことで庭がキャットミントに占領される心配もいりません。

キャットミントは猫にも人間にも癒し効果があると言われています。香りを楽しみながら、ガーデニングを楽しんでくださいね。

  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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