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レッドクローバー(アカツメクサ)の育て方|苗植えや種まき時期について

2024年5月25日

レッドクローバー(別名:アカツメクサ)の和名はムラサキツメクサで、マメ科シャジクソウ属に分類される多年草です。

自生していることが多く雑草だと認識している人は多いかもしれませんが、緑肥やグランドカバーに使われたり、ハーブティーに用いることができる植物です。

この記事では、こうしたレッドクローバーの有益な面を使うために育てる際の育て方について、詳しくご紹介しています。

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レッドクローバー栽培に適した環境づくり

レッドクローバー栽培に適した環境は、日当たりのよい場所で、水はけがよく有機質に富んだ栄養豊富な土です。栽培適温は15~30℃です。

以下にポイントをまとめます。

用土づくり 赤玉土小粒と腐葉土を6:4の割合で混ぜ合わせたものや、市販の草花用培養土を使います。鉢植えの場合は、底に軽石や粗めの砂を敷いて水はけを良くします。
水やり 土が乾いたらたっぷりと与えます。夏場は乾燥しやすいので、毎日チェックして必要に応じて水やりをします。冬場は少し乾燥気味に管理し、水の与え過ぎに注意します。
肥料 肥料はほとんど必要ありませんが、鉢植えの場合は生育期に液体肥料を2週間に1回程度与えます。化成肥料を使う場合は、月に1回与える程度で十分です。

種まき時期と方法

レッドクローバーの種まき時期は、春(3月~6月)と秋(9月~11月)の2回です。

種まきは、直まきか苗作りのどちらでもできますが、直まきのほうが発芽率が高いといわれています。

直まきの場合は、土を耕してふかふかにし種をまんべんなく撒きます。種が重ならないように注意しましょう。種を軽く土で覆い、水をたっぷりと与えます。発芽するまでは日陰で管理し、土が乾かないように水やりを続けます。

苗作りの場合は、育苗箱やポットに種をまき5mm程度覆土をし、本葉が2~3枚になったらポットに移植し間引きします。

鉢植え・プランターで育てる方法

レッドクローバーを鉢植え・プランターで育てる方法は以下のとおりです。

  1. 鉢・プランターの底にネットや鉢底石を敷く
  2. 土を鉢・プランターの縁から1~2cm下くらいまで入れる。
  3. 苗よりも1回り大きな植え穴をシャベルなどで掘る。
  4. 苗を植える
  5. たっぷりと水を与える
  6. 日当たりの良い場所に置く

土は水はけがよく有機質に富んだ栄養豊富な土(市販の草花用培養土など)が適しています。植え付け後は、土が乾いたらたっぷりと水やりをする程度で、特に肥料は必要としません。

鉢植え・プランターの場合は、日照時間を調整するために季節ごとに移動させるとよいでしょう。夏は強すぎる日差しを避け、半日陰の場所に置きます。

レッドクローバーの開花時期と香り・花言葉

レッドクローバーの開花時期は4月~6月頃で、深紅色の球状の花を咲かせます。

香りは、甘くてフルーティーな香りがします。花は食用にもなり、サラダやジャムにしたり、葉は乾燥させてハーブティーにしたりできます。

花言葉は、「豊かな人生」「繁栄」「幸福」「美しさ」などがあります 。赤い花の色から、情熱や愛情を表すこともあります。

剪定をする方法と目的

レッドクローバーの剪定は、植物の健康を保ちより豊かな成長と花の生産を促進するために重要です。

剪定の目的

生育促進 剪定により、光と空気が植物の内部に届きやすくなり、健康的な成長を促進します。
病気の予防 枯れたり病気の部分を取り除くことで、他の健康な部分への病気の拡散を防ぎます。
花の増加 剪定をすることで、次の季節の花の量を増やすことができます。

剪定の方法

適切な時期の選定 春の終わりから初夏にかけて剪定するのが最適です。一年に一度、または必要に応じて行います。
適切な器具の使用 清潔で鋭い剪定ばさみを使用し、病気の伝染を防ぎます。
枯れた部分の除去 枯れた葉や花、病気の部分を地面から数センチの位置でカットします。
形の整形 全体的にバランスを見ながら、密集している部分や外側に伸びすぎている枝を整えます。

剪定は植物にとってストレスとなる場合がありますので、剪定後は適切な水やりと肥料を施して、健康を保つことが大切です。

耐寒性と冬越しの方法

アカツメクサは耐寒性があり、冬越しには特に対策が必要ありません。

ただし、雪が積もる場所では雪の重みで植物が折れてしまうことがあるため、雪かきをするなどの対策が必要です。

株分けで増やす方法

レッドクローバーは種まき以外にも株分けで増やすことができます。

株分けの場合は、根元に土をつけたまま切り離して別の場所に植えるだけで大丈夫です。

収穫時期と方法

レッドクローバーは花が咲き始める4月頃から収穫できます。

収穫するときは、花茎を根元から切り取ります。

収穫した花茎は、日陰で風通しのよい場所に干して乾燥させて、ハーブティーやジャムなどに利用できます。

なお、レッドクローバーの効能についてはこちらのページで詳しくお伝えしています。

レッドクローバーを緑肥として用いる方法

レッドクローバーを緑肥として利用する場合、茎と葉を刈り取り10cmぐらいに裁断し、天日で1日ぐらい干して水分を減らした後に、土と混ぜ合わせます。

なお、農研機構による緑肥作物の種類やすき込み時期に応じた土づくり効果などを示した緑肥利用マニュアルが参考になるので、参考にしてみてください。

参考:農研機構の研究成果報告ページ

まとめ:レッドクローバーの育て方のポイント

レッドクローバーは赤い花を咲かせる魅力的な多年草です。

日当たりと水はけの良い場所であれば育てやすい植物なので、初心者でも気軽に育てることができます。

耐暑性も耐寒性も高いので、管理自体も簡単なので、気になる方はぜひ挑戦してみてくださいね。

緑肥やハーブティーとしても用いることができますよ。

 

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  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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