蚊よらず(サザンウッド・アルテミシア)は、ゼラニウムとシトロネラ草を交配して作られたハーブで、蚊が嫌うシトロネラールという香り成分を持っているのが大きな特徴です。
蚊よけに効果がある植物はいくつかありますが、その中でも蚊よらずの効果は最強と言われるほどで、蚊の対策に家庭菜園や室内に置いておきたいという方はきっと多いと思います。
この記事では、そんな蚊よらずの育て方について、初心者にもわかりやすく種まきから剪定まで詳しくご紹介しますので、蚊よらず栽培の参考にしてみてくださいね。
※なお、「カヨラズ」「サザンウッド」「アルテミシア」といった別名で呼ばれることもありますが、いずれも蚊よらずと同じなのでここでは「蚊よらず」として表記することにします。
蚊よらずの種まき時期と方法
蚊よらず(サザンウッド・アルテミシア)の種まき時期は、春(3月)から夏(5月頃)にかけてです。
3月から5月にかけては室内でポットに種まきし、発芽後に日当たりの良い場所に移動します。6月から8月にかけては、直接屋外でポットやプランターに種まきすることができます。
蚊よらずの種まき方法は、以下のとおりです。
- 種まき用の土を用意する。
- 種を土の上にまんべんなく撒く(種は小さいので深く埋めないようにする)
- 種の上に薄く土をかけて軽く抑える。
- 土が乾かないように霧吹きなどで水やりします。
- ポリ袋やラップなどで覆って保温(気温が15度以上になるように)する。
- 発芽するまで毎日水やりをする。(カビが生えないように注意する)
- 発芽したらポリ袋やラップを外し、日当たりの良い場所に移動する。
- 本葉が4枚以上になったら間引きする。
間引いた苗は別のポットに植え替えることができます。
蚊よらず栽培に適した環境
種まきが終わったら蚊よらず栽培に適した環境を整えましょう。
蚊よらずは、日当たりの良い場所と乾燥を好む植物です。夏の暑さにも強いですが、高温多湿には弱いので風通しの良い場所がおすすめです。
冬は凍らせないように、寒冷地では霜が降りる前に室内に取り込んだり、ビニールなどで覆って保温したりしましょう。
用土づくり
蚊よらずは、水はけの良い土を好むので、市販の培養土を使う場合は、赤玉土やパーライトなどを多めに混ぜて排水性を向上させましょう。
自分で用土を作る場合は、赤玉土と腐葉土と砂を3:2:1の割合で混ぜると良いです。
水やり
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと行います。水やりの回数は季節や気温によって変わり、夏の暑い時期は朝と夕方に1回ずつ、冬の寒い時期は、土が乾いてから数日後に水やりをするくらいが目安です。
水やりの際は根元から水を与えるようにし、水やり過ぎや過湿に注意しましょう。
肥料の与え方
肥料は、3要素(窒素・リン・カリウム)がバランス良く配合された一般的なもので構いません。
肥料の時期は3月中旬~7月下旬と9月中旬~10月下旬です。液体肥料なら月に一回程度、粒状肥料なら2~3ヶ月に一回程度与えるくらいが良いでしょう。
肥料を与えすぎると、花付きが悪くなるので注意が必要です。
地植えの時期と方法
蚊よらずは、鉢植えでも育てることができますが、地植えにするとより元気に育ちます。蚊よらずの地植えの時期と方法をご紹介します。
蚊よらずは、春と秋に植え付けるのがおすすめです。
春に植え付ける場合は、3月~5月、秋に植え付ける場合は10月頃が適期です。夏は暑さに強いですが、高温多湿には弱いので、植え付けには向きません。
蚊よらずの地植えの方法は以下のとおりです。
- ポット苗の2~3倍の大きさ程度の植え穴を掘る。
- ポットから苗を取り出して根をほぐす
- 苗を植え穴に入れて土をかぶせる
- 根元から水をたっぷりと与える
以上が、蚊よらずの地植えの時期と方法です。蚊よらずは地植えにすると根が広がって香りが強くなります。
蚊よらずを地植えして、自然な蚊よけ効果と爽やかな香りを楽しみたいですね。
鉢植え・プランターで育てる方法
蚊よらずは、地植えにすると根が広がって香りが強くなりますが、鉢植えやプランターでも十分に育てることができます。
蚊よらずの鉢植えやプランターの選び方は以下のとおりです。
- ポット苗の2~3倍の鉢・プランターを用意する。
- 水はけの良い土を入れる。
- 苗を鉢・プランターに植え付ける。
- 水をたっぷり与える。
- 日当たりと風通しの良い場所に置く。
なお、鉢やプランターの素材は、陶器やテラコッタなどの通気性の良いものを選びましょう。プラスチックなどの素材は、水分が蒸発しにくく、過湿になりやすいので陶器やテラコッタに比べると育てにくくなります。
また、根が詰まって水はけが悪くなると根腐れの原因になるので、鉢やプランターには必ず穴を開けて、排水性を良くしておきましょう。
植え替え時期と方法
蚊よらずを鉢植えやプランターで育てていると、いくら排水性を良くしていても段々と根が詰まって水はけが悪くなってしまいます。
そのため、1~2年に1回程度のタイミングで根鉢の底と肩を軽くほぐして一回り大きな鉢やプランターに植え替えることが必要です。
植え替え時期は、蚊よらずの生育が活発で新しい土にもすぐに馴染みやすい5月中旬~9月中旬頃が適しています。気温が15度以上ある頃から始めるようにすれば問題ありません。
なお、蚊よらずは冬場は寒さに弱いので、植え替えは避けましょう。
蚊よらずの植え替え方法は以下のとおりです。
- 古いものの2~3倍の大きさの鉢・プランターを用意する。
- 古い鉢やプランターから蚊よらずを抜き取る。
- 根鉢の底と肩を軽くほぐして、古い土を落とす。
- 新しい鉢やプランターに市販の培養土を入れる。
- 新しい鉢やプランターの中央に蚊よらずを置く。
- 根元から少し上がるくらいに土を盛る。
- 土が崩れない程度に固める。
- 水が流れ出るまでたっぷりと与える。
- 日当たりの良い場所に置く。
蚊よらずは植え替えで根が伸びて香りが強くなるので、虫除け効果をアップさせられます。
蚊よらずの花が咲く時期
蚊よらずは、蚊を寄せつけないだけでなく、かわいらしいピンク色の花も咲かせます。
蚊よらずの花は5月頃から咲き始め、夏にかけて次々と花が開きます。花は小さくて目立ちませんが、淡いピンク色で可憐な印象です。花は8月頃まで楽しむことができます。
なお、花が咲く前と咲いた後に切り戻しをすると、蚊よらずの効果を最大限に得られるので、面倒でも行うようにしたいですね。
具体的な方法や効果については切り戻しの項をご参照ください。
室内での育て方
蚊よらずは、室内で育てることもできます。
室内で蚊よらずを育てる方法は以下のとおりです。
- 蚊よらずは日光を好むので、日が当たる窓辺に置く。
- 寒さに弱いので、冬場は暖房器具の近くに移動する。
- 蚊よらずは乾燥を好むので、水やりは控えめにする。
- 土が乾いたらたっぷりと水やりをする。
- 水やりの回数は夏は2~3日に1回、冬は1週間に1回程度にする。
- 蚊よらずは風通しを好むので、定期的に換気をする。
注意点としては、蚊よらずを他の植物と一緒に置かない点が挙げられます。蚊よらずの強すぎる香りが他の植物に影響を与える可能性があるためです。
あとは花の時期の前後に切り戻しを行うことで、蚊よけ効果が得られつつ元気に育てることができるでしょう。
蚊よらずを水耕栽培で育てる方法
蚊よらずは、水耕栽培で育てることもできます。
水耕栽培で蚊よらずを育てる手順は以下のとおりです。
- 蚊よらずの茎を5~10cm程度に切り取る。
- 葉を半分程度落とす。
- 切り口を乾かした後、発根剤をつけてガラス瓶などに挿す。
- ガラス瓶に入れた挿し木は日当たりの良い場所に置く
- ガラス瓶の水位が下がったら水を補充する。
- 約2~3週間で発根する。
- 発根した挿し木を水耕栽培用の容器に移植する。
上記の手順で蚊よらずの水耕栽培ができます。
蚊よらずは、水耕栽培の方が必要な栄養素を効率的に吸収できるため、香り成分のシトロネラールが増えて香りが強くなるという報告があります。
屋内の蚊対策としては、水耕栽培を行って香りを強くした方が効果は得やすいので、水耕栽培も検討してみてくださいね。
剪定・切り戻しする方法と目的・時期
まず、蚊よらずを剪定・切り戻しする目的ですが、主に以下の3つがあります。
No. | 目的 | 補足 |
1 | 香りを強くする | 蚊よらずの香りは、新しい芽から出るので、古い茎や葉を切って新しい芽を出させることで香りが強くなります。香りが強くなれば、虫除け効果も高まります。 |
2 | 見た目をきれいにする | 放っておくと茎が伸びすぎてボサボサになってしまいます。茎が長くなると花も咲きにくくなります。 |
3 | 健康に育てる | 枯れた葉や茎を切って風通しを良くすることで根の健康を保ちます。 |
剪定・切り戻しする手順は以下のとおりです。
- 枯れた茎や葉を切り落とす。
- 伸びすぎた茎や枝分かれした茎を適度な長さに切り詰める。
- 切った部分から新しい芽が出るので、その芽の数や向きに合わせて形を整える。
- 切った茎や葉は土から取り除く
切り詰める際は、茎の先端から3~4節目(節とは茎から葉や芽が出る部分のことです)の間で切るようにします。
ハサミは刃が鋭利で錆びていないものを使います。刃が鋭利であれば、植物の茎や葉をキレイに切ることができます。錆びていなければ、植物に病気を移す心配がありません。
なお、剪定・切り戻しは春と夏に行うようにします。時期ごとの留意点も併せてお伝えします。
時期 | 留意点 |
春 (3月~4月) |
冬の間に伸びすぎた茎や枝分かれした茎を整えます。春先から新芽が出始めるので、その前に剪定しておきます。春の剪定は大胆に行っても大丈夫です。 |
夏 (7月~8月) |
花後や新芽が出た後に行います。夏は虫除け効果が必要な時期なので、香りを強くするために新芽から出るシトロネラール成分を増やすことが目的です。夏の剪定は控えめに行いましょう。 |
夏越しの方法
蚊よらずは、夏は暑さに強く夏越しはそれほど難しくありませんが、以下の点に注意して育てると良いでしょう。
必要なもの | やり方 |
日光 | 日当たりの良い場所で育てましょう。直射日光でも大丈夫ですが、真夏の強烈な暑さに関しては半日陰に移動した方が良い場合もあります。 |
風通し | 高温多湿には弱いので風通しの良いところに置きます。長雨に当たると草姿が乱れたり腐る可能性があるので、屋根の下や室内に移動すると良いでしょう。 |
水やり | 乾燥を好むので、水やりは土が乾いたらたっぷりと行います。2日~3日は水をやらなくても大丈夫です |
肥料 | 3要素(リン、カリウム、窒素)がバランス良く配合された一般的な肥料を使います。肥料の時期は3月中旬~7月下旬、9月中旬~10月下旬に与えますが、液体肥料なら月に1回程度、粒状肥料なら2~3ヶ月に1回程度与えるくらいが適しています。 |
耐寒性と冬越しの方法
蚊よらずの耐寒性は低く、気温が5℃以下になると枯れてしまう可能性があるので、冬越し対策は欠かせません。
冬越しのポイントを以下にまとめました。
必要なもの | やり方 |
温度 | 冬は0℃以下にならないように注意しましょう。霜や凍結に弱いので、室内で管理するのがおすすめです。室内の日が当たる場所に移動するようにします。 |
水やり | 室内で管理する場合は水やりは控えめにします。土が乾いてから少量ずつ与えます。 |
剪定 | 冬は休眠期なので剪定は必要ありません。春になって新芽が出始めたら切り戻しを行います。 |
温暖地であれば、屋外でもビニールや不織布などでマルチングしても問題ありませんが、それ以外の地域であれば室内へ取り込むようにします。
また、冬期間は肥料は与えないようにしましょう。
蚊よらずの増やし方
蚊よらずの増やし方は以下の方法があります。
- 挿し木・挿し芽で増やす方法
- 株分けで増やす方法
それぞれの増やし方についてお伝えします。
挿し木・挿し芽で増やす方法と時期
挿し木・挿し芽で増やす方法と時期は以下のとおりです。
増やし方 | やり方 | 時期 |
挿し木 | 新芽で伸びた茎を約5cmにカットして、切り口近くの葉を落とします。水に浸した後、発根促進剤を塗って土に挿します。 | 4月~7月が適期 生育期の前のため、切り取った挿し穂の切り口から根が出やすい。 |
挿し芽 | 草花などの茎を約7cmにカットして、切り口近くの葉を落とします。水に浸した後、発根促進剤を塗って土に挿します。 | 花が終わった頃が適期 生育期の前のため、切り取った挿し穂の切り口から根が出やすい。 |
株分けで増やす方法と時期
蚊よらずは、株分けで増やすこともできます。株分けの方法は以下のとおりです。
- 鉢から植物を抜き出して、根をほぐします
- 根が絡まっている場合はナイフやハサミで切り離す。
- 根が2~3本以上あるように分ける
- 分けた株を別の鉢に植え付けて水やりをする。
株分けで増やす時期は、春か秋が適期です。この時期は気温が適度で、植物のストレスが少ないためです。
以上が、蚊よらずを挿し木・挿し芽・株分けで増やす方法と時期です。上手に行ってどんどん蚊よらずを増やしてみてくださいね。
蚊よらずの育て方に関するQ&A
ここでは、蚊よらず(サザンウッド・アルテミシア)の育て方に関するQ&A(質問&回答)を紹介します。
- 蚊よらずが枯れる主な原因は?
- 蚊よらずの寄せ植えのコツやポイントは?
- 家庭菜園で栽培したら蚊が来ない庭になる?
- 蚊よけ植物で最強は蚊よらず?
- 蚊よらずに猫や犬が寄ってくることはある?
- 蚊よらずは常緑の植物なの?
上記の問いについて詳しく回答していますので、参考にしてみてくださいね。
蚊よらずが枯れる主な原因は?
蚊よらずが枯れる主な原因は、以下のようなものが考えられます。
枯れる原因 | 対策 |
水やりのしすぎ | 蚊よらずは乾燥を好み過湿を嫌います。水やりのしすぎは根腐れの原因になります。 水やりは土が乾いたらたっぷりと行い、鉢底から水が出たら余分な水は捨てましょう |
直射日光の当たりすぎ | 蚊よらずは日光を好みますが、真夏の直射日光は葉焼けや枯れの原因になります。 夏場は半日陰に移動したり、日よけをしたりしましょう。 |
寒さの影響 | 蚊よらずは冬の寒さに弱く、霜や凍結にあたると枯れてしまいます。 冬場は室内に取り込んだり、防寒対策をしたりしましょう。 |
蚊よらずの寄せ植えのコツやポイントは?
蚊よらずの寄せ植えのコツやポイントは、以下のようなものが考えられます。
ポイント | 補足 |
蚊よらずと相性の良い植物を選ぶ | 蚊よらずはゼラニウムやシトロネラと交配して作られたハーブなので、同じく蚊を寄せ付けない香りを持つハーブと相性が良いです。 例えば、レモンバーム、レモングラス、ローズマリー、タイム、ペパーミント、ラベンダーなどがおすすめです。 |
鉢やプランターのサイズや配置に注意する | 蚊よらずは根が詰まると弱る性質があるので、大きめの鉢やプランターで寄せ植えるのが望ましいです。 また、根の発達が早いので端の方に植えた方が良いでしょう。 |
蚊よらずの香りを強くする | 蚊よらずは葉をこすると香りが増すので、水やりや手入れの際に葉に触れると蚊よけ効果が高まります。 蚊よらずは新芽からより強い香りが出るので、花がらや枯れた葉は摘み取って新芽を出させましょう。摘み取った部分から新芽が出て、大きく育ちます。 |
家庭菜園で栽培したら蚊が来ない庭になる?
家庭菜園で蚊よらずを栽培したら蚊が来ない庭にさせられる可能性はあります。
ただ、蚊よらず以外の要因によっても影響されるので、以下のようなポイントを抑えてるようにすると蚊が来ない庭に近づくでしょう。
- 蚊が嫌う植物を選ぶ
- 蚊の発生源を減らす
- 蚊の隠れ場所を減らす
蚊は強い香りを嫌うので、ハーブ類や芳香植物を庭に植えると蚊よけになります。レモンバーム、レモングラス、ローズマリー、蚊連草、タイム、ペパーミント、ラベンダーなどがおすすめです。
これらの植物は葉をこすると香りが強くなるので、手入れの際に葉に触れると効果的です。
また、蚊は水の中で卵を産み幼虫や蛹になるので、庭に水が溜まりやすい場所があればこまめに水を捨てたり、水受け皿や鉢底石などを使って水が溜まらないようにしましょう。
そのほか、庭に雑草や枯れ葉が多いと蚊の隠れ場所になるので、定期的に除草や掃除をほか、庭木や生垣は剪定して風通しを良くすると蚊が住みにくい庭にできるでしょう。
蚊よけ植物で最強は蚊よらず?
蚊よらずは、ゼラニウムとシトロネラを交配させて、蚊が嫌うシトロネラールという成分を多く含むように人工的に作られた植物です。
蚊よけ効果のある植物としては、蚊連草、ニーム、ラベンダー、レモンバーム、レモングラス、ローズマリー、タンジー、タイム、ペパーミントなどがありますが、その中でも蚊よらずが最強だとされています。
蚊よらずに猫や犬が寄ってくることはある?
蚊よらずは蚊が嫌う香りを出しますが、この香りは猫や犬にとっては魅力的に感じるようで猫や犬が寄ってくることがあります。
特に猫はハーブの中でもキャットニップやレモングラスなどレモン系の香りに反応する傾向があり、蚊よらずもレモン系の香りを持つため、猫が好んで匂いを嗅いだり、葉を食べたりすることが確認されています。
犬も同様に、蚊よらずの香りに興味を示すことがあります。犬は嗅覚が優れているため、様々な匂いに反応します。
また、犬は草を食べることで消化を助けたり、胃の不調を改善したりすることがあります。蚊よらずも草の一種なので、犬が食べてみたくなることもあるでしょう。
蚊よらずは人間やペットに有害な成分を含んでいるわけではありませんが、過剰に摂取すると吐き気や下痢などの副作用を引き起こしたり、アレルギー反応を起こす可能性もあるので注意が必要です。
蚊よらずは常緑の植物なの?
蚊よらずは常緑の植物ではありません。寒さに弱く冬には枯れてしまいます。
夏期の蚊よけ対策として、春に種まきをして準備をしておく必要があります。
まとめ:蚊よらず(サザンウッド・アルテミシア)の育て方のポイント
蚊を遠ざける効果があるハーブ「蚊よらず」の育て方についてお伝えしました。
育て方は難しくないので初心者にもおすすめのハーブですが、植え付け時期や剪定・切り戻しの方法など、いくつかのポイントを押さえておくと良いでしょう。
蚊の対策として、家庭菜園だけでなく屋内でも育てたいという方は多いと思いますが、室内での栽培も可能ですし、水耕栽培でも育てられるので挑戦してみてくださいね。
蚊よけ植物の中で最強と言われる蚊よらずを上手に活用する際の参考にしていただけたらと思います。