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西洋ニンジンボクを植えてはいけない理由|鉢植えで小さく育てる方法も

2024年5月24日

西洋ニンジンボクは、春に白い花を咲かせる落葉高木です。日本ではチェストツリーとも呼ばれ、英国では街路樹としても親しまれています。

日当たりと水はけの良い場所を好み寒さにも強い植物である一方で、成長が早くて大きくなりすぎることなどから植えてはいけないと言われることもあります。

そこで、この記事では、西洋ニンジンボクの育て方について、特に小さく育てるための剪定方法について紹介します。

剪定は、西洋ニンジンボクの形を整えるだけでなく、花付きや病害虫の予防にも効果的です。剪定の時期や方法、注意点などを詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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西洋ニンジンボクを植えてはいけないと言われる3つの理由

大きく育っている西洋ニンジンボク

西洋ニンジンボクを植えてはいけないと言われる主な理由は次も3つが挙げられます。

  1. 毒性を持っているため
  2. 大きく成長するため
  3. 花に虫が集まるため

それぞれの理由を詳細に説明します。

毒性があるため

西洋ニンジンボクには有毒成分が含まれており、肌に触れるとアレルギー反応を引き起こす可能性があり、次のような症状が現れることがあります。

  • 皮膚炎
  • めまい
  • 吐き気

これらの症状は個人差があり、すべての人に影響するわけではありませんが、特に肌が敏感な人は注意が必要です。

大きくなりすぎるため

西洋ニンジンボクは高さと幅がそれぞれ約2~3メートルにもなることがあります。このため、植える際にはかなりのスペースを必要とします。

狭い場所に植えると他の植物の成長を阻害したり、風通しや日照に悪影響を及ぼす可能性があります。

花に虫が寄ってくるため

西洋ニンジンボクの花は、多くの虫を引き寄せます。

特にハチやアリがその蜜を求めて集まりますが、中でもクマバチが目立ちます。クマバチは基本的には穏やかな性格の蜂で、刺激しなければ攻撃することは少ないですが、虫が苦手な人にとっては不快感を感じることがあるかもしれません。

西洋ニンジンボクを鉢植えで小さく育てる方法

西洋ニンジンボク

西洋ニンジンボクを植えてはいけないと言われる理由で最も大きな問題は大きくなりすぎる性質です。

そのため、西洋ニンジンボクを育てる際には鉢植えで小さく育てるようにすると、後悔することなく育てられるようになります。

樹形は自然に整うタイプの植物ですが、小さく育てる場合にはこまめに剪定が必要です。枝は切りすぎても次々と新芽が出て花を咲かせるので、切りすぎを心配する必要はありません。

好みの高さに剪定して、コンパクトにまとめて鉢植え栽培を愉しむのもおすすめです。

鉢植えでの育て方のポイント

生育旺盛な花木なので基本的には地植えが望ましいですが、以下の点に注意することで鉢植えでも育てられます。

鉢やプランターの選び方 背丈が大きくなる植物なので、安定感のある鉢やプランターを選びましょう。また、乾燥しすぎるのを防ぐためにも深さのある大きめの鉢やプランターを利用するのがおすすめです。鉢底には水はけのよい素材(鉢底石や砂利など)を敷きましょう。
用土の選び方 どんな土壌でもよく育つと言われていますが、鉢植えやプランターで育てる場合は水はけと保水性のバランスのよい用土を使いましょう。市販の培養土や赤玉土と腐葉土を7:3の割合で混ぜた用土が適しています。
植え付けの方法 地植えと同様の手順で植え付けを行います。
水やりの方法 乾燥を嫌いますが、水はけが悪いと根腐れする可能性があります。そのため、水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えるようにしましょう。特に夏場は毎日の水やりが必要になることもあります。水やりの際は葉や花にかからないように注意しましょう。
追肥の方法 鉢植えやプランターで育てる場合は追肥が必要です。追肥は4月から9月ごろまで、月に1~2回程度行います。液体肥料や緩効性の化成肥料などを用土に与えるとよいでしょう。ただし、花が咲いている時期は肥料を控えるか少量にしてください。

剪定の方法と目的・時期

枯れた枝や長く伸びた枝を切り落として樹形を整えることを目的に行います。花が終わった10月~11月頃に行うのが適期です。

剪定によって株への負担を軽減し、栄養を効率よく分配できます。また、剪定で切った枝は挿し木で増やすこともできます。

夏場に伸びた枝葉を切り落とす程度に抑えておくのがポイントです。枝は切りすぎても新芽が出て花を咲かせるので心配ありませんが、室内で育てる場合は鉢の大きさに合わせて適度に行うようにします。

切り戻しの方法と目的・時期

大きくなりすぎた場合に樹高や樹幅を小さくすることを目的に行います。冬の寒肥として2月~3月頃に行うのが適期です。

切り戻しによって樹形をコンパクトにし、管理しやすくできます。また、切り戻しで切った枝先から新しく元気な枝を出すことができます。

植え替え時期と方法

西洋ニンジンボクは移植を好まない植物ですが、どうしても植え替えが必要になってしまった場合、次の点に気を付けて行うようにします。

  1. 大きい鉢を用意する
  2. 植え戻す土量の1/3程度の腐葉土と、油かすや緩効性の化成肥料などの元肥を混合する
  3. 根鉢の大きさの2~3倍の深さ、直径の植え穴を掘る
  4. 植え付ける
  5. たっぷりと水やりをする

以上が、西洋ニンジンボクの植え替え時期と方法です。

西洋ニンジンボクは移植を好まない植物なので、植え替えは必要最低限に留めてあげましょう。

西洋ニンジンボク栽培に適した環境づくり

それでは、ここからは西洋ニンジンボクを地植えする場合の育て方についてご紹介していきます。

西洋ニンジンボク(チェストツリー)は、日当たり・水はけ・風通しの良い肥えた土を好みます。

耐陰性が弱いため、霜が降りる地域では冬の寒さで傷むことがあるため、霜よけをするか南向きの軒下に入れることがおすすめです。

幹が伸びるため、周りの植物との距離を1m~2m程度空けると良いでしょう。

用土づくりや水・肥料の与え方のポイントをまとめました。

用土づくり 基本的にどのような用土に植えても問題なく育ちますが、乾燥しすぎている場所を嫌うので、水分が少ない砂地は避け、保水性の高い用土に植えると良いです。砂地しかない場合は堆肥や腐葉土をたくさん混ぜて用土を作り、鉢植えで育てる場合は、一般的な培養土を使用するのがおすすめです。
水やり 水やりについては特に必要ありませんが、極端に乾燥する夏の高温期には朝か夕方に水やりします。
肥料 2月から3月に寒肥として油かすや緩効性の化成肥料を施します。

種まき時期と方法

西洋ニンジンボク(チェストツリー)は、花が終わった後にできる実を収穫して種まきすることができます。

実は9月~10月にかけて黒く熟しますが、鳥に食べられやすいので早めに収穫しましょう。収穫した実は、乾燥させてから種を取り出します。

種は小さくて黒いもので、実の中に4個ほど入っています。

種まきの時期は、春(3月~4月)がおすすめです。種まき用の土は水はけがよく、保水性の高いものを選びます。

実際の手順は次のとおりです。

  1. 鉢やプラスチックトレイなどに土を入れて平らにする。
  2. 種をまいてから軽く土で覆う。
  3. 土が乾かないように適度に水やりを行う。
  4. 日当たりのよい場所に置く。
  5. 約1か月ほどすると発芽する。
  6. 発芽したら間引きをする。
  7. 本葉が2~3枚になったら鉢上げする。

鉢上げした苗は、日陰で様子を見ながら徐々に日光に慣らしていき、霜がおさまった5月以降に植え付けを行います。

地植えの時期と方法

西洋ニンジンボク(チェストツリー)の地植えの時期は真夏と真冬を避け、3月~4月または9月下旬~11月に行うのが最適です。

この時期なら根がしっかりと張って冬を越せるか、または春に芽吹く準備ができるからです。

西洋ニンジンボクの地植えの方法は、以下の手順で行います。

植え付ける場所を選ぶ 日当たり・水はけ・風通しのよい場所を好みます623。また、生育旺盛で大きくなるので、周りの植物との距離を1m~2m程度開けておきます
植え穴を掘る 土はふかふかにほぐしておき、根鉢の大きさの2~3倍の深さと直径になるように穴を掘ります。
元肥を入れる 腐葉土や堆肥などを植え戻す土量の1/3程度と混ぜて、油かすや緩効性の化成肥料などを加えます。
植え付ける ポット苗やプラ鉢で購入した場合は、できるだけ土を崩さないように植え付けますが、根詰まりしている場合は、根の先端から3分の1程度ならほぐしても問題ありません。根鉢が植え穴より高くならないように注意します。
土寄せと水やり 根鉢が隠れるくらいまで土を寄せて、しっかりと押さえます。その後、たっぷりと水を与えます。

西洋ニンジンボクは根が粗いので移植が難しい植物です。植え場所はよく吟味して選びましょう。

西洋ニンジンボクの花が咲く時期と匂い・花言葉

西洋ニンジンボクはシソ科の落葉低木で、夏から秋にかけて紫色の穂状の花を咲かせます。

花は小さくて可憐で、涼しげな印象を与えます。花や葉には芳香があり、株元に近づくとほんのりとハーブや胡椒に似ている独特の香りが漂います。

西洋ニンジンボクの花言葉は、「才能」「純愛」「思慕」です。才能は、古くから薬草として利用されてきたことから、純愛は、学名に含まれるラテン語のcastus(貞潔な)に由来しています。思慕は、小さな花がたくさん咲く姿から、恋する人の気持ちを表しています。

西洋ニンジンボクは、7月22日の誕生花でもあります。この日に生まれた人は、才能や純愛や思慕を持っていると言われています。花を贈るときは、恋人や友人に対する愛情や尊敬を伝えることができます。

花が終わったらすべきこと

西洋ニンジンボクの花が終わったらすべきことを以下にまとめました。

実・種の収穫 花が終わると実がなります。この実から種を採取して種まきで増やすことができます。種は乾燥させて保存しておき春になったら蒔きます。
挿し木 西洋ニンジンボクは挿し木でも増やすことができます。挿し木は、花が咲き終えた9月頃に行います。
剪定 小さく育てたい場合や見栄えをよくしたい場合は剪定を行います。剪定は、花が咲き終わった10月~11月頃に行います。枝は切りすぎても新芽が出て花を咲かせるので心配ありません。
冬の管理 西洋ニンジンボクは耐寒性がありますが、鉢植えの場合は冬の寒さに注意が必要です。鉢植えの場合は、霜や雪が降る前に屋内や温室に移動させるか、鉢底や鉢周りに保温材を巻いてあげましょう。

西洋ニンジンボクの花が咲かない原因と対策

西洋ニンジンボクの花が咲かないというケースがたまにありますが、西洋ニンジンボクの花が咲かない原因と対策としては以下のようなものが考えられます。

日当たりが悪い 日当たりの良い場所で育てるとよく花を咲かせます。逆に、日陰や半日陰では花芽が形成されにくくなります。特に午前中から日が当たる場所がおすすめです。
水やりが不適切 乾燥を嫌います。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水やりをしてください。特に夏場は水分の蒸発が早くなるので注意してください。一方で、水やりをしすぎると根腐れの原因になるため注意が必要です。
追肥が不足している 生育旺盛な植物であるため、追肥をしっかりと行うことで花付きや花色を良くすることができます。追肥は春から秋にかけて月に1回程度、液体肥料や緩効性肥料を与えましょう。特に開花期前は追肥を忘れないようにしてください。
剪定のタイミングが間違っている 翌年の春以降に伸びた枝に花をつけます。そのため、剪定するタイミングを間違えると花芽を切り落としてしまうことになります。剪定は花後に行うのが基本です。

耐寒性と冬越しの方法

西洋ニンジンボクは耐寒性はそれほどなく、-5℃を下回るような寒さには耐えられません。そのため、冬場に-5℃を下回る地域では外での冬越しは難しいです。

関東南部以南の日向なら屋外で冬越し可能ですが、それ以外の地域では鉢植えで育てたほうがよいでしょう。

冬越しのポイントを以下にまとめました。

鉢植えの場合 冬場は室内に取り込んであげましょう。ただし、暖房が効きすぎたり直射日光が当たったりすると枯れてしまうことがあるため、明るくて涼しい場所に置くことが大切です。水やりは土が乾いたら少量ずつ行いましょう。
地植えの場合 根元を保温して凍害を防ぐため、根元を厚めに覆土してあげましょう。また、枝先が凍って枯れることもあるので、霜よけネットやビニールなどで覆ってあげるとよいでしょう。

挿し木で増やす方法

西洋ニンジンボクは挿し木で簡単に増やすことができますが、9月か3月頃が適期です。

挿し木の手順は次のとおりです。

  1. 枝を切る:その年に伸びた枝(9月の場合)か、前年に伸びた枝(3月の場合)を選びます。枝は2節~3節のところで切ります。
  2. 枝を整える:切った枝のうち節から1センチメートル下の部分をカッターナイフで斜めに切ります。水分や栄養素の吸収を促すのが目的です。
  3. 葉を半分程度に切り落とす:水分の蒸発を防ぎます。
  4. 水揚げ(水に挿す):整えた枝を1時間程度、水に挿しておきます。切り口から水分を吸わせるのが目的です。
  5. 土に挿す:水にさした枝を、節が埋まるくらいまで深く挿します。
  6. 管理する:日陰に置き、水やりは土が乾いたら行います。

約2ヶ月ほどすると根が張ってきます。根が張ったのが確認出来たら日当たりのよい場所に移動しましょう。

なお、土は保水力が強い土を用意します。赤玉土と腐葉土を半々に混ぜたものがおすすめです。

収穫時期と方法

西洋ニンジンボクは、花だけでなく実も魅力的な植物です。実はハーブとしても利用でき、女性の不調を改善する効能があります。そこで、西洋ニンジンボクの実を収穫する時期と方法についてご紹介します。

時期 実は、9月から10月にかけて熟します。熟した実は茶色くなり、軽く触ると落ちやすくなります。この時期になったら、実が落ちないように鳥網などで覆っておきましょう。
方法 実は、枝ごと切り取るか手でひとつずつ摘み取るかのどちらかで収穫できます。枝ごと切り取る場合は、剪定ばさみを使って切ります。手で摘み取る場合は手袋をしてやさしくつまんで外します。
保存 収穫した実は日陰でよく乾燥させます。乾燥が十分にできたら密閉容器に入れて冷暗所に保存します。保存期間は約1年です。

西洋ニンジンボクの実の使い方についてはこちらのページで詳しくお伝えください。

西洋ニンジンボクの育て方に関するQ&A

ここでは、西洋ニンジンボクの育て方に関するQ&A(質問&回答)を紹介します。

  • 西洋ニンジンボクの高さと成長速度は?
  • 寿命は長い?
  • 葉が黒くなる・落葉するのは問題ない?

上記の問いについて詳しく回答していますので、参考にしてみてくださいね。

西洋ニンジンボクの高さと成長速度は?

西洋ニンジンボクの成長速度はとても早いことで知られています。

植え付け後、1年目には1メートル以上、2年目には2メートル以上になり、3メートルを超えるくらいまでになることもあるので、庭のシンボルツリーとしても適しています。

寿命は長い?

西洋ニンジンボクの寿命については、一般的には10年から20年程度と言われていますが、適切な剪定や土壌改良を行えば、もっと長く育てることも可能でしょう。

葉が黒くなる・落葉するのは問題ない?

西洋ニンジンボクの葉が黒くなったり、落葉したりする理由としては、以下のようなものが考えられます。

秋から冬にかけて自然に落葉する 落葉樹なので問題ないですが、やや寒さに弱く枝が枯れ込んでいる可能性もあるので春の芽吹きを待ちましょう。
日焼けや寒さで葉が黒くなる 強い日差しに当たると日焼けして葉が黒くなってしまうことがあります。特に新芽や若葉は日焼けしやすいです。また、冬場は寒さで葉が黒くなることもあるので、霜や雪が降る地域では鉢植えの場合は室内に入れるか、麻袋などで覆って保温しましょう。
病気や害虫によって葉が傷つく 稀にアブラムシやアオムシなどの害虫にやられることがあります。害虫によって葉が食べられたり吸汁されたりすると、葉が黄色くなったり落ちたりすることがあります。

まとめ:西洋ニンジンボクの育て方のポイント

西洋ニンジンボク(チェストツリー)は、栽培がしやすく日向や日陰のどちらでもよく育つ植物です。

地植え、鉢植えどちらでも育てることができますが、樹高が1~3mと大きく成長しますので、鉢植の場合は好みの高さに切ってあげましょう。

セイヨウニンジンボクを小さく育てる場合には小まめな剪定が必要ですが、枝は切りすぎても次々と新芽が出て花を咲かせるので、切りすぎを心配する必要はありません。

 

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「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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