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チェリーセージの使い方|ドライフラワー・ポプリ作りや食べ方

2024年5月24日

チェリーセージはハーブの一種で、赤やピンクの小さな花を咲かせる植物です。

この花をドライフラワーやポプリにすると、長く色鮮やかに香りを楽しめるだけでなく、様々な効果を得ることができます。

この記事では、チェリーセージの魅力や使い方を詳しくご紹介します。チェリーセージを育ててみたい方や、ドライフラワーやポプリ作りに興味がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。

チェリーセージの香りを楽しむ方法と効果

チェリーセージはハーブの一種で、赤やピンクの小さな花を咲かせます。

この花や葉には独特の甘い香りがあり、ドライフラワーやポプリにすると長く色鮮やかに楽しむことができます。

香りには主に精神的な面に作用し、気分を明るくする効果や女性ホルモンのバランスを整える効果もあると言われています。そのため、生理不順や更年期障害などに悩む女性にもおすすめです。

チェリーセージの香りを楽しむためのドライフラワーやポプリの作り方について、次に詳しくお伝えしていきます。

チェリーセージのドライフラワーの作り方

チェリーセージは、春から秋にかけて咲く赤やピンク、白などの色とりどりの花と葉に甘いサクランボのような香りがするハーブです。

そんなチェリーセージは、ドライフラワーとしても楽しむことができます。ドライフラワーにすることで、色や形、香りを長く保存することができます。

主なチェリーセージのドライフラワーの作り方は、

  • ハンギング法
  • シリカゲル法

この2つの方法があります。それぞれの方法による作り方をそれぞれご紹介していきます。

ハンギング法

ハンギング法とは、チェリーセージの茎を束ねて逆さに吊るし、自然に乾燥させる方法です。

この方法は、手軽にできる反面乾燥に時間がかかり、色が悪くなりやすいというデメリットがあります。そのため、以下の点に注意して行ってください。

  • 花が完全に開いた状態で切り取る
  • 水に浸かっていた部分や余分な葉を取り除く
  • 風通しの良くて日陰の場所に吊るす
  • (可能であれば)扇風機やエアコンなどで風を当てて早く乾かす

ハンギング法でドライフラワーにしたチェリーセージは、壁や天井に飾ったりリースやポプリに使ったりすることができます。

シリカゲル法

シリカゲル法とは、チェリーセージの花をシリカゲルという乾燥剤に埋めて乾燥させる方法です。この方法は、花びらが多く立体的な花に向いており、生花の鮮やかな色を保つことができます。

ただし、シリカゲルは高価であり再利用する場合は電子レンジなどで乾燥させる必要があります。

シリカゲル法でドライフラワーにする手順は以下のとおりです。

  1. 花首から2cmほど下で切り取る
  2. タッパーやガラス瓶などの密閉容器に1cmほどシリカゲルを敷き詰める
  3. その上に花を置き、スプーンなどで優しくシリカゲルを振りかけて完全に埋める
  4. 容器を密閉して3日から1週間ほど置く
  5. シリカゲルを取り除き、茎をワイヤーなどで補強する

シリカゲル法でドライフラワーにしたチェリーセージは、透明な容器やフレームに入れて飾ったり、ブーケやアレンジメントに使ったりすることができます。

以上が、チェリーセージのドライフラワーの作り方です。

チェリーセージは色や香りが豊かな花なので、ドライフラワーとしてもインテリアやギフトにぴったりです。ぜひ挑戦してみてくださいね。

チェリーセージのポプリの作り方

チェリーセージは、ドライフラワーとしてだけでなくポプリとしても楽しむことができます。ポプリとは、乾燥させた花やハーブなどに香りを付けて保存したもので、インテリアや消臭、リラックス効果などに使われます。

サクランボのような甘い香りがするので、ポプリにすると癒しの空間を演出できます。

チェリーセージのポプリの作り方は、主に次の2種類あります。

  • ドライポプリ
  • モイストポプリ

それぞれの方法と特徴を見ていきましょう。

ドライポプリ

ドライポプリとは、チェリーセージの花や葉を乾燥させて精油や保留剤と混ぜて熟成させる方法です。

この方法は花びらが多く立体的な花に向いており、生花の鮮やかな色を保つことができます。ただし、香りが飛びやすいというデメリットがあります。

ドライポプリの作り方は以下のとおりです。

  1. 花が完全に開いた状態で切り取る
  2. 水に浸かっていた部分や余分な葉を取り除く
  3. 風通しの良くて日陰の場所に吊るし、自然に乾燥させる
  4. 乾燥した花や葉を電子レンジに入れて水分を飛ばす
  5. 保留剤になるもの(オリスルートやシナモンなど)を粉状にして精油を加えて混ぜる
  6. ドライフラワーと保留剤をボールに入れてまんべんなく混ぜる
  7. 密封容器に入れて1~2か月暗い場所で熟成させる
  8. 好みの器に入れて飾る

ドライポプリにしたチェリーセージは、瓶やガラス・お皿などに入れて飾ったり、布袋に入れてサシェとして楽しんだりすることができます。

モイストポプリ

モイストポプリとは、チェリーセージの花や葉を生のまま塩と一緒に容器に入れて熟成させる方法です。

この方法は、香りが長持ちする反面色が悪くなりやすいというデメリットがあります。

モイストポプリの作り方は以下のとおりです。

  1. 花が完全に開いた状態で切り取る
  2. 水に浸かっていた部分や余分な葉を取り除く
  3. 容器に塩を1~2センチ敷いて、その上に主原料を乗せる
  4. さらにその上に塩を入れて1~2センチの層にする
  5. 蓋をして冷暗所に10日くらい寝かせる
  6. 全体を混ぜて副材料や保留剤を入れ、蓋をして1か月ほど熟成させる
  7. フタをしたまま飾り、香りたいときにフタを開いて使う

モイストポプリにしたチェリーセージは、瓶やジャーなどに入れて飾ったり、バスソルトとしても使ったりすることができます。

以上が、チェリーセージのポプリの作り方です。チェリーセージは、甘くて爽やかな香りがするので、ポプリとしてもインテリアやギフトにぴったりです。ぜひ挑戦してみてくださいね

チェリーセージは虫除けにも使える

チェリーセージの花や葉には、虫が嫌う成分が含まれているため、チェリーセージを庭に植えたり窓辺に飾ったりすると、虫を遠ざける効果が期待できます。

特にハエやアブなどの吸血昆虫に対して強いと言われていますが、ノミやダニなどのペットの害虫にも効果的です。

そのため、チェリーセージの葉や花をペットの寝床に敷いたり、ペット用のシャンプーに混ぜたりすると良いでしょう。

チェリーセージの虫除け効果を活用する方法としては、以下のようなものがあります。

  • 乾燥させてサシェにする
  • 精油に浸してアロマスプレーにする
  • 煮出して水に混ぜてスプレーにする
  • 燃やして煙で虫を追い払う

以上が、チェリーセージの虫除け効果についてです。チェリーセージは、香りだけでなく虫除けとしても役立つハーブです。ぜひ試してみてくださいね。

お風呂での使い方

チェリーセージの花や葉には、癒し効果やリラックス効果があるだけでなく殺菌作用や解熱作用もあります。

お風呂で使っても楽しめるハーブです。使い方の例は以下のとおりです。

使い方
乾燥させてサシェにする サシェは乾燥させたチェリーセージを布袋に入れて結ぶだけで簡単に作れます。これを浴槽に入れてお湯を張ると、サクランボのような甘い香りが広がります。
精油に浸してアロマオイルにする アロマオイルは、乾燥させたチェリーセージをオリーブオイルやホホバオイルなどの植物油に浸して2~3週間置くと作れます。これを数滴浴槽に垂らすと、香りだけでなく肌にも良い効果があります。
煮出して水に混ぜてスプレーにする チェリーセージを水に入れて沸騰させて10分ほど煮出したものを冷ましてからスプレーボトルに入れるとスプレーが作れます。これを浴槽に吹きかけると、香りが強くなります。
燃やして煙で虫を追い払う 煙は、乾燥させたチェリーセージを束ねて火をつけてから消すと作れます。これを浴室の窓辺などに置くと、虫除け効果もあります。

以上が、チェリーセージのお風呂での使い方です。チェリーセージは、香りだけでなくお風呂でも役立つハーブです。ぜひ試してみてくださいね。

チェリーセージの花を食べる調理例

チェリーセージの花は、サクランボのような甘い香りがすることから、食用としても利用できます。

花を食べる調理例としては、以下のようなものがあります。

食べ方 補足
サラダに彩りとして添える 洗って水気を切った花をそのまま散らすだけでOkです。色鮮やかな花がサラダを華やかにしてくれます。
クッキーやケーキなどのお菓子に飾る 生地に混ぜたり、焼き上がった後に飾ったりします。甘い香りがお菓子にマッチします。
ドリンクに浮かべる 水やジュース、紅茶などに入れると香りがドリンクに移ります。
チーズやヨーグルトに混ぜる 細かく刻んだ花を加えてよく混ぜます。香りと味がチーズやヨーグルトにプラスされます。

以上が、チェリーセージの花を食べる調理例です。

チェリーセージの薬効・効能は?

チェリーセージはセージの仲間であり、セージと同様に強い殺菌作用や消化促進作用、解熱作用などがあると言われています。

薬効・効能を利用する方法としては、以下のようなものがあります。

使い方 薬効・効能
葉や花を煎じてセージティーにする セージティーは風邪や喉の痛み、歯茎の出血などに効果があるとされています。また、発汗を抑える作用もあるため更年期障害や発熱時にもおすすめです。
葉や花をオイルに浸してアロマオイルにする アロマオイルは、肌に塗ったりアロマポットやディフューザーで香らせたりします。香りはリラックス効果がありますし、肌には抗菌作用や保湿作用があります。
葉や花を燃やして煙で浄化する 煙は、古くから占い師やヒーラーが道具や空間を浄化するために使ってきました。パワーストーンや水晶などの浄化にも使えます

まとめ:チェリーセージの使い方と効果について

この記事では、チェリーセージの魅力や使い方をご紹介しました。

チェリーセージは、ドライフラワーやポプリにすると、長く色鮮やかに楽しむことができます。また、お風呂で楽しんだり虫除けにも使える便利なハーブです。

使い方はこの記事でご紹介したとおりとても簡単なので、日々の生活に上手に取り入れてみてくださいね。

なお、チェリーセージは自宅で簡単に育てることができるので、自宅で栽培して使うのも面白いですよ、チェリーセージの育て方についてはこちらのページで詳しくお伝えしています。

  • この記事を書いた人

「ハーブ民」編集部

北海道でハーブ苗の販売を行っている合同会社リンクウィットのハーブブログ編集部。 「初心者にもわかりやすく・楽しく」をモットーに、ハーブの魅力や育て方をハーブ愛MAXでお伝えしています! 姉妹サイト「ハーブティータイムズ」も楽しく運営中^^

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