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桑の葉茶の作り方と最適な時期|蒸さない方法や出がらしの活用法

2024年5月25日

桑の葉茶の作り方と最適な時期|蒸さない方法や出がらしの活用法

桑の葉茶は、桑の葉を乾燥させて作るハーブティーで、美容や健康に良いとされる成分が豊富に含まれています。

この記事では、購入した桑の葉茶の最適な淹れ方のほか、収穫した桑の葉から作る方法や収穫時期・乾燥方法についてご紹介します。

桑の葉を美味しく飲むための参考にしてみてくださいね。

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桑の葉茶(マルベリーティー)とは

桑の葉茶(マルベリーティーティー)とは、桑の葉を使ったお茶のことです。

桑には種類があり、大きく分けて葉を収穫する「ヤマグワ」と、果樹の収穫用である「西洋桑」があります。果樹好きの人にとっては「マルベリー」の呼び方の方が馴染みがあるかもしれませんね。

日本で古くから飲まれてきた伝統的なお茶であり、青汁の原材料として使われることもあります。栄養価が高く、桑の葉茶の歴史と特徴は非常に興味深いものです。

桑の葉茶の作り方と最適な時期

桑の葉茶を作る際には、収穫のポイントと最適な時期に注意する必要があります。

まず、桑の葉茶の収穫に最適な時期は、一般的に桑の葉が新芽として出始める5月頃から紅葉する10月頃までです。この期間は桑の葉に含まれる食物繊維やビタミン・ミネラルなどの栄養が最も豊富に含まれているため風味も良く、品質の高い茶を作ることができます。

基本的な桑の葉茶の作り方は、以下のとおりです。

  1. 収獲した桑の葉をしっかり洗い、カットする。
  2. 鍋に桑の葉を入れて1~2分蒸す。
  3. しんなりした桑の葉をザルなどに並べる。
  4. 2~3日天日干しする。
  5. しっかり乾燥したら細かく砕く。
  6. 完成した茶葉をティーバッグや茶こしなどに入れる。
  7. お湯を注げば桑の葉茶の完成です。

その他にも、桑の葉の作り方にはミキサーで粉末状にして飲んだり、蒸さないで作る方法もあります。

蒸さない桑の葉茶の作り方

蒸さない桑の葉茶の作り方は以下のとおりです。

  1. 桑の葉を収穫し、十分に乾燥させる。
  2. 乾燥した桑の葉を細かく砕く。
  3. 砕いた桑の葉を70~80℃程度のお湯に浸す。
  4. しばらくお湯に浸した後、茶こしでこすりながら濾して完成です。

蒸さない方法で作ることで、手軽に自宅で桑の葉茶を楽しむことができます。

ただし蒸さずに天日干ししたものは、蒸してから天日干ししたものに比べて風味やコクは少ないです。桑の葉茶の美味しさを引き出すには、なるべく蒸す工程を取り入れてくださいね。

桑の葉茶の淹れ方

桑の葉茶の淹れ方について、以下の2パターンに分けてご紹介します。

  1. 鍋ややかんで淹れる場合
  2. 急須で淹れる場合

どちらの方法でも、お好みの濃さになるまで調整してくださいね。また、桑の葉茶は冷やしても美味しく飲めるので、夏場にはアイス桑の葉茶もおすすめです。

鍋ややかんで淹れる場合

桑の葉茶を鍋ややかんで淹れる場合、以下の手順を参考にしてください。

水を沸騰させる:適量の水を鍋ややかんに入れ、強火で沸騰させます。桑の葉茶の分量に合わせて水の量を調整しましょう。
桑の葉を加える:沸騰した水に桑の葉を加えます。桑の葉の量は、1リットルの水に対して大さじ1〜2杯程度が目安です。好みに応じて調整してください。
煮出す:桑の葉を加えた水を再び沸騰させ、弱火にして約5分間煮出します。煮出す時間はお好みで調整してください。長く煮出すと苦味が出ることがありますので、注意しましょう。
濾す:煮出した桑の葉茶を濾して、茶こしや布で濾します。濾すことで、茶葉や細かいゴミを取り除くことができます。
注ぐ:濾した桑の葉茶をカップや急須に注ぎます。お好みで蜂蜜やレモンを加えると、より風味豊かな味わいになります。

鍋ややかんで淹れる方法は手軽で簡単ですが、茶葉の苦味が出やすいので注意が必要です。煮出す時間や茶葉の量を調整することで、自分好みの味に仕上げましょう。

急須で淹れる場合

桑の葉茶を急須で淹れる場合は、以下の手順で行います。

急須を用意する:急須は陶器やガラス製のものがおすすめです。また、急須の大きさは一度に飲む量に合わせて選びましょう。
桑の葉を加える:桑の葉を急須に入れます。お茶の量は、1人分につき小さじ1杯が目安です。ただし、お好みに合わせて調整してください。
湯を注ぐ:急須にお湯を注ぎます。お湯の温度は80℃程度が適切です。基本的には2煎目(2杯目)で味は出切ってしまうため、3煎目は新しい桑の葉で作りましょう。
蒸らす:お湯を注いだら急須の蓋を閉め、約2〜3分間蒸らします。この時間は、お好みの濃さに合わせて調整してください。
注ぐ:蒸らし時間が経ったら、急須からお茶を注ぎ出します。急須の注ぎ口に細かいことがある場合は、茶こしを使ってお茶を注ぎ出すと良いでしょう。お好みで砂糖や蜂蜜を加えても美味しく楽しめます。

急須で淹れることによって、桑の葉茶の風味や香りをより楽しむことができます。ぜひ、試してみてください。

桑の葉の収穫のポイント

美味しい桑の葉茶を作るために、桑の葉の収穫のポイントを3つご紹介します。

葉の選び方

収穫する際には、新芽が出たばかりのなるべく若い葉を選ぶことがポイントです。

若い葉は成長途中のため、ビタミンやミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。葉が古くなりすぎると苦味が出るため、できるだけ若い葉を収穫しましょう。

葉の摘み方

収穫する際には、葉を一枚一枚丁寧に摘むことが大切です。葉を引っ張ってしまうと、茎が折れてしまうことがありますので注意が必要です。

収穫後の保存方法

収穫した桑の葉は、できるだけ早く乾燥させることが望ましいです。乾燥させることで葉の成分が安定し、風味も引き立ちます。

以上が桑の葉茶の収穫のポイントです。桑の葉を適切に収穫し乾燥させることで、美味しい桑の葉茶を楽しむことができます。

桑の葉茶の出がらしの活用法

桑の葉茶を作る際に出る茶殻や茶葉のかすは、捨てるのはもったいないですよね。

実は、この出がらしには以下のようなさまざまな活用法があります。

料理に使う

桑の葉茶の出がらしは、さまざまな料理に使うことができます。たとえば以下の料理に活用できます。

  • 炊き込みご飯
  • ふりかけ・佃煮
  • 和え物
  • 天ぷら

生産地である京都や静岡などでは茶殻を食べることは珍しいことではなく、さまざまな料理でお茶の味と香りを楽しめます。

庭の肥料として使う

桑の葉茶の出がらしは窒素やカリウム、リンなどの栄養素を含んでいるため、庭の肥料として使うことで植物の成長を促進させることができます。

また、出がらしを水に浸しておくと液肥として利用することもできます。この液肥を植物に与えることで根の成長を促進させ、健康な植物を育てることができます。

美容に活用する

桑の葉茶の出がらしを使った美容効果も期待できます。

出がらしを顔や体に塗ることで肌のターンオーバーを促進させ、美肌効果を得ることができます。入浴剤や洗顔におすすめです。

まとめ:桑の葉茶の作り方と最適な時期

この記事では、桑の葉茶の作り方と最適な時期についてご紹介しました。

桑の葉を乾燥させて作るハーブティーで、美容や健康に良いとされる成分が豊富に含まれています。

桑の葉茶を作る際に知っておきたい、桑の葉の収穫時期や乾燥方法の注意点のほか、蒸さない方法や出がらしの活用法もご紹介しました。

自然の恵みを感じられる素朴な味わいでリラックス効果もあります。ぜひ、桑の葉茶を自分で作って楽しんでくださいね。

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