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レモンタイムのハーブティーの作り方|フレッシュ・乾燥タイムで美味しく淹れよう

2024年5月16日

レモンタイムのハーブティーの作り方|フレッシュ・乾燥タイムで美味しく淹れよう

レモンタイムは、レモンのような爽やかな香りと味が特徴のハーブです。

風邪や喉の痛みに効果があるほか、抗酸化作用や抗菌作用、リラックス効果など、さまざまな健康効果が期待できる成分が含まれています。

そんなレモンタイムのハーブティーは、フレッシュなものでも乾燥したものでも作ることができるので、自分で育てたレモンタイムを使ってハーブティーを楽しむこともできます。

この記事では、レモンタイムのハーブティーの作り方と、その効果や注意点についてご紹介します。

生(フレッシュ)のタイムでハーブティーを作る方法

生(フレッシュ)のタイムでハーブティーを作る方法は以下のとおりです。

  1. 生のタイムを水洗いして葉と茎に分ける。
  2. 葉を細かく刻む。
  3. 茶こしやティーバッグに刻んだ葉を入れる。
  4. 茎をそのまま鍋に入れる。
  5. 鍋に水を入れて沸騰させる。
  6. 沸騰したら火を止めて茶こしやティーバッグを入れる。
  7. 5分ほど蒸らす。
  8. 茶こしやティーバッグと茎を取り出す。
  9. お好みでハチミツやレモン汁を加える。

生のタイムは乾燥タイムよりも香りが強く、レモンのような爽やかな風味が楽しめます。

乾燥タイムでハーブティーを作る方法

乾燥タイムでハーブティーを作る方法は以下のとおりです。

  1. 茶こしやティーバッグに乾燥タイムを入れる。
  2. 鍋に水を入れて沸騰させる。
  3. 沸騰したら火を止めて茶こしやティーバッグを入れる。
  4. 10分ほど蒸らす。
  5. 茶こしやティーバッグを取り出す。
  6. お好みでハチミツやレモン汁を加える。

ハーブティーの分量の目安は、1カップに対して乾燥タイム大さじ1杯程度です。乾燥タイムは生のタイムよりも保存が効くので、いつでも手軽にハーブティーを楽しめます。

乾燥方法と適切な保存法

乾燥タイムの作り方は以下のとおりです。

  1. 生のタイムを水洗いして水気を切る。
  2. タイムの茎ごと束ねる。
  3. 暗くて風通しの良い場所に吊るす。
  4. 2週間ほどかけて完全に乾燥させる。
  5. 触ってパリパリと音がするくらいになったら葉を外す。

葉を外した後は、密封容器に入れて保存します。自家製の乾燥タイムは市販のものよりも香りが高く、保存料なども不要です。

味とおすすめの飲み方

レモンタイムのハーブティーはその名前の通り、レモンのような爽やかな香りと味が特徴です。

その一方で、

  • レモンと違って酸味はほとんどない
  • かすかにピリッとした辛味がする

など、レモンとは違った特徴もあります。

そのままでも美味しく飲めますが、レモンタイムのハーブティーは次の飲み方がおすすめです。

  • ハチミツやレモン汁を加える:そのまま飲むより風味が増します。
  • 冷やしてアイスティーにする:夏にぴったりの爽快な飲み物になります。

レモンタイムのハーブティーは比較的苦味が少なく、ハーブの中でも飲みやすい種類です。

美味しく飲める紅茶とのブレンド方法

レモンタイムのハーブティーは紅茶とも相性が良く、ブレンドするとさらに美味しくなります。

紅茶とレモンタイムのブレンド方法は、以下のとおりです。

  1. 紅茶と乾燥タイムを1:1の割合で混ぜる。
  2. 茶こしやティーバッグに入れる。
  3. 鍋に水を入れて沸騰させる。
  4. 沸騰したら火を止めて茶こしやティーバッグを入れる。
  5. 3分ほど蒸らす。
  6. 茶こしやティーバッグを取り出す。
  7. お好みでミルクや砂糖を加える。

紅茶とレモンタイムのブレンドは、紅茶のコクとレモンタイムの爽やかさが絶妙にマッチします。

効能・効果

タイムのハーブティーは落ち込んでいるときのリフレッシュ効果や集中力アップなど、精神面に効果のあるハーブです。なかでもレモンタイムのハーブティーは刺激が少なく飲みやすいため、リラックスタイムにおすすめです。

精神面への効果だけでなく、レモンタイムのハーブティーには以下の成分による効果が期待できます。

効能・効果 補足事項
抗菌・抗ウイルス作用 風邪やインフルエンザなどの感染症に効果的です。喉の痛みや咳にも良いです。
消化促進作用 胃腸の働きを活発にし、食欲不振や胃もたれなどに効果的です。
鎮静・リラックス作用 神経を落ち着かせてストレスを和らげます。不眠や頭痛にも良いです。
抗酸化作用 老化防止や美肌効果があります。免疫力も高めます。

これらの効能を得るためには、レモンタイムのハーブティーを1日に2~3杯程度飲むことをおすすめします。

副作用

レモンタイムのハーブティー自体に危険な副作用はありません。ただし、過剰摂取や体質によっては下記のような副作用が起こる可能性があります。

副作用 補足事項
アレルギー反応 かゆみや発疹などの皮膚症状や、呼吸困難などの呼吸器症状が起こる場合があります。特に花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー体質の人は注意が必要です。
妊娠・授乳中の摂取 妊娠中や授乳中の女性は子宮収縮や乳汁分泌の影響がある可能性があります。安全のために、医師に相談してから飲むことをおすすめします。
薬との相互作用 血液凝固や血糖値などに影響を与える可能性があります。そのため抗凝固剤や抗糖尿病薬などの薬を服用している人は、飲む前に医師に相談することが必要です。

それほど副作用が発生する可能性は高くありませんが、自分の体質や状態に合わせて飲む量を調節しましょう。

レモンタイムとコモンタイム・クリーピングタイムの違い

レモンタイムはタイムの仲間の一種です。タイムには、レモンタイムのほかにもコモンタイムやクリーピングタイムなど様々な種類があり、それぞれに特徴や用途が異なります。

レモンタイムとコモンタイム・クリーピングタイムの違いは以下のとおりです。

タイムの種類 特徴・用途
レモンタイム コモンタイムとラージタイムの交配種で、レモンのような香りがするタイムです。葉は細長くて淡い緑色で、花は淡い紫色です。ハーブティーにすると爽やかな味わいが楽しめます。料理にも使えますが、加熱すると香りが弱まるので注意が必要です。
コモンタイム 縦に伸びる一般的なタイムです。葉は小さくて濃い緑色で、花は濃い紫色です。強い香りと苦味があり、肉料理やスープなどによく合います。加熱しても香りが持続します。
クリーピングタイム コモンタイムと違って地面を這うように広がるタイムです。葉は小さくて淡い緑色で、花は白色やピンク色です。香りはコモンタイムよりも弱く、苦味も少ないです。サラダやサンドイッチなどに使えます。また、花壇やプランターなどで観賞用にも楽しめます。

まとめ:レモンタイムのハーブティーの作り方

レモンタイムのハーブティーは爽やかな香りと味が楽しめるだけでなく、風邪や喉の痛みを和らげる効果やストレスを解消する効果などがあります。

フレッシュなものでも乾燥したものでも簡単に淹れられます。生のものを使った方が香りは強くなりますが、乾燥させることが保存が効くメリットもあります。

自宅で栽培したレモンタイムを使ってハーブティーを作ってみるのも楽しいですよ。

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